イス姿勢位骨格歪み診断法<イス腰掛検査法>

目次

 

検査の目的

対象者のイス座位での身体情報(骨盤の前後、膝頭の位置)を知る。(脳の記憶・パターン)

①写真のように相手に自然な姿勢(力を抜いた)でイスに座ってもらう。

② 「この位置に姿勢を正して座って下さい。」等の言葉かけはしないこと。

③イスへの座り方は個人差があるので相手が無意識に行う姿勢を優先すること。

膝頭左右に差がある場合の検査方法

①施術者は写真のように相手の前面に位置し、左右の足のかかとをつけ、膝の内側を寄せてもらうように指示する。

②①の際、個人差があるので無理に膝の内側をつけるのではなく、一番近い位置に寄せてもらうだけでよい。

③②の状態にて膝頭に施術者の左右の親指を置き、左右差があればその差を指摘し確認する。

④①~③を客観的に観察し記録する。


基本7メソッド<目次>

回復整体基本メソッド解説(はじめに)

普段何気なく生活している中で人間はどのように身体を動かしているのか

回復整体の理論について

基本7メソッド骨格検査・診断編

直立姿勢位歪み診断法<姿見検査法>

直立姿勢位歪み診断法<アーム検査法>

正座姿勢位骨格診断法<正座検査法>

直立姿勢位歪み診断法<腸骨検査法>

イス姿勢位骨格歪み診断法<イス腰掛検査法>

基本7メソッド実技編

1.イス姿勢位回復法<イス足組法(骨盤前後の調整法)>

4.伏臥位腰背部軽擦法<広背筋を緩め筋肉痛解消>

5.イス前屈微圧法<座位で腰背部の緊張を解消する>

6.原位足首回転法<下半身・骨盤の全体調整>

7.上腕伸ばし姿勢位回復法<上半身の全体調整>


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