⑩頬骨脈動調整回復法(顎関節痛・顎関節矯正)

⑩頬骨脈動調整回復法(顎関節痛・顎関節矯正)

このページは以下の回復整体基礎理論①~⑥の説明中の技法です。応用技法として単体でも活用可能ですが、基礎理論説明と合わせて活用ください。(この技法自体は回復基礎理論⑥からリンクされています。)

回復整体基礎理論①(身体の歪みを解消する仕組み)

回復整体基礎理論②(対症療法と原因療法)

回復整体基礎理論③(身体と脳(心)の関係)

回復整体基礎理論④(呼吸運動理論)

回復整体基礎理論⑤(可動範囲と程度と加減)

回復整体基礎理論⑥(標準アプローチ法技術解説)


⑩頬骨脈動調整回復法

頬骨脈動調整回復法はここまでの技法で、ほぼ全身の調整が完了している事を前提として顎関節、頚椎の調整の意味で行う。
身体の中でも顔面は非常に敏感な部位であるので呼吸をしっかりと見極め、決して相手に不快な刺激を与えないようにすること。

この技法では軽圧を用いる。
この回復法で改善される主な部位は、顎関節、頚椎に関連する筋肉の緊張などである。

具体的な症状としては、顎関節痛、歯痛、頭痛、めまい、などである。

以下、頬骨脈動調整回復法における手順と注意事項を述べる。

ア)施術者の体勢は相手の上方(頭側)に位置し、施術台に両手を乗せる形で蹲踞する。

イ)顔の横、頬骨のもっとも高い部分のへこんだ所(頬骨の下の側頭筋に触れられる弓状の凹)を中指で、左右の拍動がそろうまで4~5呼吸少し手前に多少の牽引を加え軽圧する。

ウ)呼気で相手に触れ、そのまま呼気で軽圧し、吸気で開放する。または、1呼吸ごとの繰り返しでも良い。

エ)施術者の指を開放する際は、急に解放せず、ゆっくりと行うこと。

オ)必要以上に触れている指に圧を加えないこと。

頬骨の下方に中指をあて軽圧を行う

頬骨の下方に中指をあて軽圧を行う。呼吸は、呼気で触れ、吸気で開放する。これを繰り返す。

実際の頬骨の突起より少し下の位置となる

図の位置に両中指をあてる。最初に触れる位置は、実際の頬骨の突起より少し下の位置となる。


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