このページは以下の回復整体基礎理論①~⑥の説明中の技法です。応用技法として単体でも活用可能ですが、基礎理論説明と合わせて活用ください。(この技法自体は回復基礎理論⑥からリンクされています。)
①背骨瞬間圧回復法
瞬間圧回復法とは呼気において正中線に沿って数箇所、触れられた本人がほんの少し感じられる程度の圧をいう。
呼気で軽く圧力をかけることにより、身体は一瞬にして脊柱の歪みを回復させることが可能となる。(基礎理論参照)
ア)呼気で棘突起を指の腹側を水平に腰部上に3箇所、圧力をかける。
イ)圧力をかける際には軽く水面を滑るごとくかける。
ウ)圧力をかけることに意識を集中せず、かけた後、すばやく指を引き上げる。
ことに集中し、指先だけではなく腕全体の力を抜いて行うこと。
エ)圧力をかけた3箇所は、全て同じ圧力のかけかた(加減)を心がける。
オ)呼気一回で全てを終了させることを念頭に置くが、一呼吸置いて2回に分けて行っても良い。
カ)施術者の体勢は腰部付近をまたぎ、猫背にならないよう腰を深く折る。
キ)指から肘(腕)の角度は約20度が望ましい。
ク)圧力をかけるのは片手中指のみで他の指でかけないこと。
ケ)終了後、棘突起の位置関係を再度棘突起なぞり検査で確認する。
コ)瞬間圧回復法により、予測した症状が改善されたかどうか問診する。
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