整体師に必要な<言葉のないコミュニケーション>

【講義メモ】

知らず知らずに、患者さんが離れて行ってしまう・・・

整体師本人には、なかなか気づきにくいことだと思います。

特に男性の整体師の方は女性への患者さんへの配慮が大切です。

不潔だったり、粗野な振る舞いをしてしまうと・・・

こうした印象は女性は敏感に察知します。

なぜかわからないけど、一度は来院するが二度目はない。

それはもしかすると「見た目」「態度」などから、損をしているかもしれません。

どんなに技術力があっても、こんなことで良くなるはずの施術機会を失うのは患者さんにとってもよいことではありません。

こうしたことも、コミュニケーションの一つととらえて改善することで、整体院の評判が良くなるものです。

以下の項目に当てはまることがある整体師の皆さんは、是非自分を客観的に見つめなおしてみることをお勧めします。

「見た目」が重要だという事を理解していただければと思います。


目次

言葉のないコミュニケーション

整体師の身だしなみ

(洋服)

1. 汚れがついていないか?
2. ほころびはないか?
3. ポケットに物を詰めて施術していないか?
4. 襟は曲がっていないか?
5. 裾やズボンの裾は長すぎないか?
6. 洋服の色は蛍光色のように明るすぎたり、細かいボーダーではないか?
7. たばこや異様なにおいがしないか?(香水等)

(髪型)

1. フケは無いか?
2. 異常に長髪ではないか?
3. 前髪が顔を覆っていないか?
4. しっかり洗髪しているか?
5. においはしないか?(整髪料等)

(手)

1. 装飾品をジャラジャラつけていないか?(時計・指輪等)
2. 爪は短いか?
3. 手はきれいか?
4. 異様なにおいはしないか?(香水等)

(玄関)

靴はしっかり揃っているか?

人との距離のとり方基本

① 親密ゾーン 90cm~120cm

相手に強い親近感を覚える距離・問診や治療方法などの説明は
この距離で行なうと良い。

② ビジネスゾーン 120cm~210cm以上

初対面のときに適した距離。はじめての人。

③ フォーマルゾーン 210cm以上

相手に気を使わせない距離。書類に記入してもらうのを待つときなどは、
この距離で。

注意したい行動の例

① ものを乱暴に置く。
② 腕組みをして話を聞く。
③ 大ガニ股でドスドス歩く。
④ ものを落とす。
⑤ 動作が速すぎる。
⑥ ほおづえをつく、ぼ~っとしている。
⑦ 舌打ちをする。

 


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