介護の現場、ケアマネージャーの重症者の症例報告

はじめに

日本回復整体総合学院には医療、介護の現場で働いている方も入学しています。

以下にご紹介する内容は、ケアマネージャー、鍼灸師として活躍されている荒瀬先生の症例報告です。

回復整体は重傷な方ほど、優しい施術で行います。
見かけ上は、「こんな方法で良くなるの?」と思えるほど、優しい刺激を心がけます。

ご紹介するほとんどの重症者が、「リハビリ」をあきらめたり、その苦痛からやめてしまったという方です。

嘘のような動画ですが、こうした結果は回復法をしっかりと学べば誰でも出すことが可能です。

多くの方は常識にとらわれて過ぎています。
人間や動物は「機械」ではありません。

環境を整えてあげれば、どんな重傷な方でも、その方の持っている最も良い状態に戻ることが可能です。

こうした取り組みは、整体師だけの特権ではありません。

もっと多くの方に活用してほしいと考えています。

これまで、ボランティアで行った技術指導もあります。

誰でも短期間で学べることは、回復整体の特徴です。

自宅でご家族が他のご家族に行う事もできます。

当学院では、様々なケースに応じて技術指導ができますので、それぞれご相談いただければと思います。

1.27歳女性:交通事故の後遺症による四肢麻痺、後遺症で脳に障害

手術後、病院にてリハビリをするも、これ以上よくならないということ、本人も効果の出ないリハビリをやる気にならず続けられず自宅療養を勧められる。

施術前は寝たきりで、座らせるにも介護必要、ベッドに座っても自分で座位の姿勢を保持できず倒れてしまう。

皮膚の過敏症があり、回復整体を学ぶ前は、殆ど身体に触れられない状態。

寝てる状態でも、両膝を伸ばすことが出来ず、90度に近い状態で曲がったまま硬縮状態。

左ひじの硬縮強く、指も曲がっている。

会話もうまくできず、施術者の名前も覚えられない。同じ単語ばかり繰り返し。

出会ってから、最初は病院のリハビリが辛く毎日泣いて怖がっていた。(リハビリされるのかと思って)

皮膚の過敏症で触れない状態であるため、この人は敵じゃないという状態から作業に入る。

回復整体の施術を始める際、この人は大丈夫という状態から、怖くない、楽しい、気持ちいという状態(伝達)から頃掛けて、身体の部分部分をかるく触れる程度の技法からはじめて、心身を安心させた。

何度かの施術後、膝を伸ばして、自分で身体を動かすこともできるようになった。

2.70歳男性:パーキンソン病

施術前は、椅子に座ったまま動けない、動作が非常に緩慢。
顔の表情が乏しく、姿勢が悪く常に前傾姿勢。

涙を流すような苦しいリハビリを続けていた。

回復整体の施術を継続し、動作がものすごくよくなった。
施術は無理な動きでなく本人の自然な動きで施術をしている。

本人もその結果を喜び、繰り返し行えば動ける体になるという事に気がついてから自信を持てるようになる。
とても良い方向に向かっている。

施術後、笑顔も見えるようになり、素早く動けるようになった。
本人に映像(ビフォー・アフター)を見てもらうことによってさらに気力も出てきて、前向きになってきた。
本人も信じられないと言っている。

3.72歳男性:パーキンソン病、脳血栓後の後遺症による四肢麻痺

バランスが悪く、一人で室内を動くこともままならず不安定な状態。
ベットに座って足を動かす運動を行うが、足がちぐはぐに動いてしまう感じ、バランスが悪く転倒しやすい状態。
よだれが酷く、会話もろれつが回らない状態。

回復整体の性術を週2回のペースで行い、3ヶ月程度で室内をしっかりとした足取りで歩けるようになった。
座っての足の動きもスムーズにリズミカルに動かせるようになる。
歩行や後への転倒もなくなり、酷かったよだれもなくなり、以前より会話もスムーズにできるようになった。

 


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