整体院経営起死回生のために、STEP⑥自分自身を見つめ、演出せよ!

整体院経営起死回生のために、STEP⑤行動せよ!「やるなら今しかない!」 の続きです。

 

目次

結果の出る技術は持って当たり前! ここからスタート!施術(治療)院経営の極意 【起死回生7か条】

 

施術家(治療家)は、どこかの面でスターでなければならない

想いを描き、目標をアウトプットし、行動する。

では、どう行動すればいいのか。

そこに、それぞれの治療家(経営者)や治療院(会社)の個性が現れてきます。

たとえば、自分を売り込もうというときには、ほかの大勢の人々にはない自分の特徴や長所をアピールします。

 

それが的確であれば人はアナタのことを認めるでしょうが、「ほとんどそんな風には見えないけど」という印象だったら、かえってマイナスイメージを与えることになってしまいます。

相手から見たら、いったい自分はどこが評価されるのか。

 

自分のセールスポイントを考えて行動する

 

ということが重要です。

これはカンタンなことのようですが、誰もがうまくいくわけではありません。

「人は見かけによらない」と言いますが、自分自身の客観的な姿というものも、意外に自分にはわからないものなのです。

そこで、そこを逆手にとって、もっと積極的に攻めてみることをおすすめします。

 

それが、自分を演出せよ!

 

ということです。

プロの施術家(治療家)であるならば、患者の方に対して、どこかの面でそれなりの「スター性」をアピールできなければならないからです。

すでに経験ある施術家(治療家)のみなさんであれば、来院される患者さんがどのような心理をいだいておられるか、よくわかっていると思います。

初診の施術前、施術中、施術あと(治療前、治療中、治療のあと)。

その心の変化に沿って、自分をどのように見せれば最も効果的なのか。

 

患者さんが行列をなす施術院(治療院)の先生は、そこを熟知しています。

 

空手道場を経営されている先生の言葉

「空手家の自分と、施術家(治療家)の自分がいる」

私は空手道場の経営者でもあります。

学院での教えは、道場経営にもとても参考になります。

とくに自分を演出する、狙いどおりの自分を見てもらうということは、経営者にとってはとても大切なことです。

私はよく「施術院(治療院)で見る施術家(治療家)の先生と、道場で見る空手家の先生はぜんぜん違う。顔つきも声も違ってる」と言われることがあります。

「自分を見せる、見ていただく」という意識から、自然にそうなっているのだと思います。

患者さんへの信用につながる大事なことですね。

空手道場の経営者という別の顔を持つ、この先生の独自性につながっているのですね。 

 

自分の機嫌を取ることも大事

 

STEP⑤では「本当に行動する覚悟はあるか、多忙への準備はできてるか」と述べましたが、それだけでOKというわけでもありません。

ただただ24時間、仕事のことばかり考え、行動し、命がけで心血をそそいげばいいのかというと、それはまたかえって本当の成功から遠ざかることになります。

自分の手技を変え、自分の「経営」についてもう一度真剣に考え直し、ゼロから出直しをはかる。

 

行動を重ねていく。それにつれて「結果」も出てきます。本当に自分の目標や夢に向かって一歩ずつ動き始めたことを実感します。

そうなれば、いままでいかに怠惰だった人間も、やる気、モチベーションをいっぱいにして働きまくるのが当然です。

 

やればやるほど、自分のためになる。患者さんのためにもなる。

このやりがいを求めていたんだ!

 

高揚していますから、寝る時間がなくなってもかまわないほど仕事に没頭するかもしれません。

しかし、ここにも落とし穴はあります。

仕事とはまったく関係ない部分での、自分だけの「遊び」の部分を放り出してしまっては、結局は続かない、ということです。

長い目で見れば、それはアナタという人間の信用度を落とすことにつながっていきます。

 

施術家(治療家)として、それは致命的です。

 

機嫌が悪い、不快である、イライラしているという感覚は、いくら隠しても微妙に相手に伝わるものです。

逆に機嫌が良い、気持ちいい、心地いい、幸せだという感覚を持っている人には、同じように嬉しい感覚を感じるのが人間です。

だから施術家(治療家)は、ときどき自分のご機嫌を取ってやることが必要です。

 

行動せよ、遊びは寝ないでもOK?仕事も遊びにせよ!

しかし、「自分の時間」「遊びの時間」を無くしてはいけない!

 そのバランス感覚がうまく取れている人は、強いのです。

 

 

 

整体院経営起死回生のために、STEP⑦「ツキ」そして「感謝・素直さ」につづく


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