座位大腿ゆらし法/他の姿勢になれない場合/腰痛(全体)

目次

座位大腿ゆらし法

~痛みのバリエーション 応用編~

他の姿勢では腰が痛い、座ることしかできない、そのような患者さんへの技法です。

座ることで骨盤が安定するので、骨盤の矯正にもなります。

 

椅子に座ったままできる回復法

腰痛、体幹の歪みにも対応できる方法です。施術台に仰臥位(仰向け)、伏臥位(うつぶせ)、側臥位(横向き)になれず、施術が出来ない場合、椅子(施術台に腰かける等)に座ったままの状態で腰痛や骨盤の調整も可能な回復法です。

対応症状

腰全体に痛み症状がある場合、体幹の歪み解消、股関節痛、骨盤の矯正、身体全体の疲労解消等。

技法の手順

標準アプローチ法の「 ⑥体幹揺らし牽引回復法」の要領でアプローチしていきます。

呼気で相手に触れ、施術者は両手で相手の大腿部を保持し、痛みの無いようにゆらしをかけていきます。

体幹ゆらし牽引回復法との違いは、牽引せず、そのままゆらしをかけることです。

目安として往復5~10回程度行います。相手の症状に応じて回数は決めてください。

終了する際は、ゆっくりと停止し、吸気で解放します。(完全に停止するまで解放しないように注意します。)

他の応用技法(座位)はこちらを参照。


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