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予約システムカテゴリー
1.回復整体は繰り返しの運動療法/早期回復させる重要事項
2.他の民間療法における次回施術提案の根拠について考察
3.回復整体の次回予約提案は理論に基づく一連のプロセス上にある
4.回復整体で開業することのメリットとデメリット
5.回復整体における次回施術の具体的伝達法
6.整体師は指導者(専門家)である/次回予約のための考え方
7.予約システム(回復カリキュラム)は整体院成功の鍵
8.整体院はチームワークで回復カリキュラム(予約システム)を実行する
9.回復整体予約システム(回復カリキュラム)の理論的考察
10.予約システム(回復カリキュラム作成)まとめ
前の記事「予約システム(回復カリキュラム)は整体院成功の鍵」
目次
予約システムにおける自院のチームワーク
1.自院をチームとし、患者と双方を同調、共感させること
これまで人間の脳における情動システムについて、具体的には感謝や感動といった人間らしい感情をどのように考え、施術の現場でどう表現していけばよいかということを解説してきた。
感謝には、感謝している側とされている側双方の思いを調和させる働きがある。
感謝するということの原動力はこのことにある。
施術家が感謝の念を抱けば、周囲の人間(患者、スタッフ、家族等)が期待した行動をしてくれるようになる。
よって、患者は施術者の指導をより聞き入れ、信頼をおくことが出来る。
信頼するとはすなわち双方感謝の念を抱くことであり、そのことで患者の緊張が和らぐ(自律神経の調整)。
更にスタッフと施術者の意思疎通がより深くなり、業務がスムーズになり、収益が上がる。
感謝することで双方の気持ちが快になり、双方の要望がより聞き入れやすくなることで、様々な変化が生じる。
■周囲の人間の前向きな姿で施術者のモチベーションがあがる。
■スタッフのモチベーションが上がり、幸福感を与えることが可能となる。
■スタッフの気持ちが安定し、常に快の状態のため身体疲労がなく、欠勤がなくなる。
■施術家が常にリラックスすることで、相手が受ける五感からの情報が全て快になり結果技術力が向上する。(プラセボ効果の増大)
■施術家としての地域の信頼が高まり、評判になる。
■施術を受ける患者の満足感が高まり、施術料金に比例した患者が多く集まる。
■回復するまで通院される患者が増加。
以上のようなことから、施術家(施術チーム)と患者の双方が感動・感謝することで、大きな利益(金銭に限らず)を得ることが可能である。
2.チームワークで生まれる好ましい変化
双方が感動・感謝という脳における情動システムを活用するだけで、以下のような好ましい変化が起こる。
■施術家としての伝達法(コミュニケーション)が更に向上する。
■普通であれば、「無理だ」と思うことでも、「もう少しやってみよう!」という意欲が増大する。
■周囲の人間全ての能力(各役割)が高まる。
■回復法の技術・理論、そして日本人として日本の風土において生活するための知識や知恵が身につき、姿勢(身体の姿勢・生きるための姿勢)を正すことの意味や価値が深く理解できるようになる。
■施術家としての経験が増し、あらゆる症状に対しての問題解決が可能になる。
このように脳の情動システムを活用した、自院をチームとして機能させる回復整体の予約システムにおいては、好ましい影響ばかりが見られる。
また自院をチームとして機能させることは、整体院全体で一人の患者をしっかりと指導して回復に導くと言う安心感につながる。
スタッフ(家族)が患者に対して「顔色がよくなったね!」と一言声をかけるだけで、患者は嬉しいものである。
施術を受ける前と受けた後で身体の様子や痛みに変化があれば、その変化をスタッフ(家族)全員で五感を通して伝えるのである。
もちろん施術家本人が変化を伝えることも重要だが、先に述べたようにスタッフ全員の「あなたの健康回復を見守っています!」という気持ちが相手からの共感を得ることになる。
スタッフに女性がいれば、服装や化粧、身だしなみなどの変化を敏感に感じ取ることも出来る。
年齢の若い患者には、同じ年齢層のスタッフが日々良くなっていく状況を日常の話題を含めて説明できれば楽しい気持ちになる。
このように、施術家だけではなく、施術家が説明しきれない部分をスタッフ(家族)が行うことが出来る。
このような方法を行うことで、地域で評判の整体院となり、理論に基づいた回復整体予約システムが強化されていく。
次の記事「回復整体予約システム(回復カリキュラム)の理論的考察」
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