【繁盛の秘訣】自分のイメージを整体院(治療院)経営に合わせていく の続きです。
目次
開業後の資金シミュレーションを
いやいや、これは、ビジネスの世界で開業しようと考えている方には当たり前すぎることで失礼かとも思いますが、……じつは驚くべきことに……
資金計画さえできていないまま、開業する人が少なくないんです!!!
せっかく大金を投じて手技を勉強して、念願の開業を果たしたのに、たった半年で「やっぱりダメだった」と店じまいせざるをえなくなる。
いろいろ問題はあるのでしょうが、まずは資金計画ができてない、その見通しが甘いというところに尽きます。
開業資金については誰でも考えますが、運転資金について甘い人が少なくありません。
なにしろ経営者になろうっていうのですから、いざスタートしたとき、最高でどのくらい、まあまあというのがどの程度、最悪でもこのくらいは必要……そういうシミュレーションをしっかり頭に描いておくべきは当然です。
それができているからこそ、もし開業後の現実が最悪の状態だったときに(何がいけなかったのか)と考えることができ、(ではこうしよう)と次のステップに先手を打つことができるわけです。
ところがほとんどの先生は「やっぱり厳しいな」と、ひとり治療院の片隅でネットサーフィン。
ほかの手技を探したり、成功している先生の話を読んだりするばかりで、自分の経営に手を打とうとしません。
もしかしたらバイトでも探しているのかも……。
廃業(閉店)へのお決まりのコース
だから6カ月で閉店、となるわけです。
当たり前のコースです。
開業のスタイルは人それぞれです。
困難な状況にある場合もあるでしょう。
しかし学院には、さまざまなヒドイ状況で開業しつつも、経営をまわしている先輩がたくさんいます。
自宅開業も、田舎の田んぼに囲まれた所での開業も、すべて経営ノウハウがあります。
それに沿った経営をしていけばいいわけで、そのためにはまずは自分の財布を調べ、開業後の展望をしっかり見極めた計画が不可欠。
イマドキ傾いた治療院経営者に貸してくれる銀行なんてないのですから、サラリーマンのうちに、借りられるものは借りてしまうってことも賢いチエです。
行き当たりバッタリではなく、悪いことも想定し、先回りして対処しておく、それが、経営航海術の極意です。
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