回復整体は繰り返しの運動療法/早期回復させる重要事項

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1.回復整体は繰り返しの運動療法/早期回復させる重要事項
2.他の民間療法における次回施術提案の根拠について考察
3.回復整体の次回予約提案は理論に基づく一連のプロセス上にある
4.回復整体で開業することのメリットとデメリット
5.回復整体における次回施術の具体的伝達法
6.整体師は指導者(専門家)である/次回予約のための考え方
7.予約システム(回復カリキュラム)は整体院成功の鍵
8.整体院はチームワークで回復カリキュラム(予約システム)を実行する
9.回復整体予約システム(回復カリキュラム)の理論的考察
10.予約システム(回復カリキュラム作成)まとめ


回復整体は繰り返しの運動療法/早期回復させる重要事項

次回の予約は症状を早期回復させる重要事項

何故予約(次回の施術提案)が重要なのか

整体院において次回施術の提案は整体院経営において、顧客(患者)獲得の重要な事項である。

回復整体においての予約は理論をもとに施術内容を組み立てるということが大前提であるため、経営が大前提ではないことを先に述べておく。

回復法において、比較的軽度の症状は1~2回の施術で改善するものが殆どとなる。

しかし、何年来の重症な不調者の場合、10回~20回と施術の回数を重ねることが必要な場合がある。

回復法で症状が回復する理屈を簡単に説明すると、人間が日常生活におけるあらゆる動作を無意識に行っていることと関係している。

今回は回復法における予約が、理論に基づいて行われる、不調者が回復するための一連のシステムであることを理解することが重要である。

理論について詳しくは基礎理論①から⑤の各ページを参照のこと。

ここでは一連の動作を無意識に行う行為について簡単に説明してみる。

回復整体は繰り返しの動作を改善する療法

例えば車の運転についての一連の繰り返し動作について考えてみる。

自動車教習所などで運転操作を学習する際、最初は一つ一つの動作がぎこちなく、アクセルやクラッチ、更には方向指示器、ハンドル操作など、考えながら行っている。

しかし、運転に慣れてくると、全くこれらの動作を考えなくても行えるようになる。

慣れてくると車中で音楽を聴いたり、助手席の人間と会話をしたりと、運転操作と同時にいろいろなことが出来るようになる。

これらは全て最初に大脳が関与して身体的動作を意識的に行っている行為である。

しかし、繰り返しその動作を行うことにより、次第に一連の動作をコピーして小脳がその動作の指令を行うようになる。

そうなると、上記のように無意識に身体がその動作に反応して、意識的に行う
ことなく動作が出来るようになる。

回復整体は上記の説明と全く同じ理屈である。

重症患者の場合、身体に悪い影響を与える、一連の動作を学習してしまい、その動作を無意識に行ってしまう状態といえる。

この説明が何故、次回の予約と関連するのか不思議に思う方もいるだろう。

しかし、これらの説明は、「相手の痛みや不具合を改善する」ことと切っても切り離せない関係となっている。

何故ならば、繰り返しの動作によって痛みや症状が出ている場合、その動作を止めさせ、他の動作に置き換える方法が必要となるからである。

例えば、野球をしたことがない人間は、いきなり試合に出ることは出来ない。

野球の試合をするためには、キャッチボールッやバティングの基礎練習をしなければならない。

最初はボールをキャッチすることも、ボールにバッドを当てることも難しいが、繰り返しの練習で、適切なフォームを身体が学習(小脳が一連の動作を学習)する。

ボールのキャッチの仕方やバットにボールを当てるための動作を一つ一つ考えなくても、グローブを差し出せばボールをキャッチし、バットを振ればボールに当たり、ヒットが打てるようになるのである。

いわゆる、「身体で覚える」という言葉はこのことからも説明できる。

脳の指令系統を書き換えるための繰り返しの施術

これらは意識的動作(大脳指令)から無意識的動作(小脳の記憶)に置き換えられることにより、行える動作なのである。

繰り返しの動作による脳の学習(大脳から小脳への記憶の置き換え)を適切な動作に置き換えられるというわけである。

重症な患者ほど、上記の説明のように、回復整体の施術を繰り返し学習させることが必要である。

長年の症状は、様々な間違った動作を脳が学習してきた結果といえる。

四十肩や股関節症、その他の慢性的な関節痛など殆どが上記の理論で説明が出来る。

これらの動作は、長年繰り返し行われてきたため、意識しても改善できないのである。

では、間違った動作とはどのようなものだろうか?

どうすれば適切な(元の健康的な)動作が出来るのか?

そのことを意識と無意識の両方に働きかける方法が回復整体である。

車の運転やスポーツにおいても、運転操作や練習の回数が少なかったり、次回までの間が開いてしまったりすると上達しない。

スポーツなどで上達しようと思えば、一週間に何回、何日間隔など適切なスケジュールで練習しなければ上達しない。

そのスポーツに適したカリキュラムに沿って練習するのが一番早く上達する方法である。

要するに、怠けていては上達しないのである。

回復整体における施術も同様である。

相手の状態に見合ったカリキュラムを組むこと

身体が間違った動作を学習して問題が発生していれば、その動作を正しい動作にするための、繰り返しの動作が必要である。

回復整体を施術する整体師は、専門家として相手の状態を正確にみて、改善に導くための適切なカリキュラムを組むことが重要である。

カリキュラムとはすなわち、相手の症状から、どの程度の施術が必要で、施術の間隔や頻度はどのくらいがいいのかということをしっかりと相手に伝え、そのカリキュラム通りに次回施術の予約を提案することである。

カリキュラム通りに予約を取れないということは、身体の学習を悪い状態から良い状態(痛みや不具合がない状態)にするための期間が延びるということである。

遅れるということは、それだけ患者が痛みや不快な症状に長期間耐えなければならないということになる。

専門家として、出来るだけ早く患者を痛みや不快な症状から離脱させることが整体師としての使命であり、職責である。

次回施術に関する提案に関して、相手に理解されずに誤解を生んでしまうことは避けなければならない。

専門家として最もよい提案をすることが大切であり、それが患者を最短に改善する方法であると認識していなければならない。

 

次の記事「他の民間療法の次回施術提案の根拠について考察」


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