私は元々、読書はあまり好きではありません。
分厚い本は特に嫌いです。
ビジネス書なども、厚みがあるとうんざりしてしまいます。
とにかく、結論が早く知りたい。
前置きはどうでもいいから、結果はどうなんだ!
一刻も早く、結論を知り、その情報の真意を知りたい・・・
とういうのが、私の性分なのでしょう。
しかし、添付した画像には数千冊の書籍がビッシリと
並んでいます。(マンガもありますが、ちょっとした本屋さんのビジネス書コーナーくらいはあるでしょうか?)
本が嫌いなのに、なぜこんなに本があるのでしょうか?
仕事で使う参考資料も結構あります。
どうしても整体学校の仕事関係で本を読むことも必要になります。
先に説明したように基本的に本が嫌いですから、何とか楽に沢山の本を読むことはできないか?
面倒なことが嫌いな私は本を速く読める方法をいろいろ試しました。
速読術とか、フォトリーディング、何とか読書術・・・
速読について今では、沢山の読書法の書籍が出ています。
いろいろやりました・・・が全部ダメでした。
(最近の研究では全部読む速読は脳が覚えられないとかなんとか?そんなニュース話を読みました。)
とにかく、それらを読むのが「めんどくさい」のです。
ではなぜ、こんなに書棚に本を置くことになったのか?仕事で必要という事もありますが、もう一つの理由、「脳」の特性を知ったからです。
先日、投稿しました、脳の特性を知って本を読むことが最善の方法だとわかったからです。
脳は必要な情報と必要でない情報を常に選択して処理しているといわれています。
五感から入ってくる情報をすべて受け取っていたら効率が悪いし、エネルギーもたくさん必要になってくるので無駄を省いているのですね。
もともと、このような脳のシステムを知っていたわけではありません。
後から、著名な先生方の書籍やセミナーなどをとおして詳細を知ることができました。
本を読むとき、例えば200ページの本があるとすると全部まじめに一字一句確認するのは、「めんどうくさい。」です。
時間がかかり、途中で飽きてしまいます。
それなら、最初から興味のある場所だけを読めばいい。単純にそう考えました。
しかも、家で本を読むことはあまりしません。(もちろん、特定の時間に読みますが・・・)
どこで読むかというと書店で立ち読みしてしまいます。
書店にいるときは、本を読むことに集中しています。
なぜかというと、回りに本しかないからです。
今自分が興味のあること解決したいことを念頭にいれ書店をぶらぶらします。
すると「ぱっと」興味のある本のタイトルが目に飛び込んできます。
すぐその本を手に取り、目次を見て、パラパラとめくります。
ある項目が目に入ると、そこをじっくり読みます。
そしてまた、パラパラとめくります。
同じく、目に留まった項目を読みます。
これを繰り返します。
すると、一冊の本を数分で読み終えます。
立ち読みした本は、書店に悪いので?
読み終わっても必ず購入します。
なので10冊、20冊一度に購入することもありました。
本当は書店に悪いからとか、自己満足で買うのではありません。
これを自宅の本棚に、収めます。
買った本は、また役立つことになります。
本棚はトイレの前に設置してあります。
朝か晩に、だいたい二度ほど大のほう利用(失礼!)のためトイレに入ります。
トイレに入る直前、本棚の前に立ち、「ぱっと」目に飛び込んだタイトルの本を手にトイレに入ります。
トイレはあまり長いと、家族に迷惑がかかります。
また、長居して痔になってもこまりますから、
とどまるのは僅かな時間になります。
だいたい、5分くらいでしょうか。
その5分の間に手に取った本をパラパラめくります。
すると必ず今解決したいこと、今やりたいことのヒントが目に飛び込んできます。
これは、全て無意識を利用しています。
私が本を読むのは仕事に関しての情報収集もあります。
しかし一番の理由は自分の恐怖心や不安を克服するためです。
噛み砕くと毎日平常心でいたいからです。
いまより若い頃から仕事や人間関係で他人と衝突したり、つまらないことで感情の起伏があることが一番疲れるということを理解してきたからです。
脱線しました話を元に戻します。
毎朝、晩の合計で10分程度の読書をします。
一般的にトイレに長居すると家族に怒られると思います。
ですが私の場合このトイレで本を読むのが憩いのひとときになっています。
もちろん、あまりお上品なことではありませんし皆さんにおすすめしようとも思いません。
人間の生理的現象で、排便、排尿は、とても気持ちの良いものです。(下品な話ですみません。)
なんでも、たまっていると良くありません。
トイレで身体の中のいらないものを出しスッキリした状態で、今必要な情報を頭に入れます。
前回の日記でトイレの前にある、本棚から数秒で目に付いた本をパッと手に取りトイレに入る。
考えずに目に入ったタイトルは意識して探したものではありません。
読みたい本は前回から説明している、脳の情報処理の特性を利用して探すのです。
考えていると意識が邪魔をして本当に読みたい本は探せません。
あれこれ、自分の都合の良いように考えてしまうため、
本当に欲しい情報が入ってきません。
本棚に置いてある本は、全て一回は自分で目を通した本です。
本の中にはビジネス本から漫画の本や育児書や日曜大工の本など、ジャンルはばらばらです。
全て一度目を通したとはいえタイトルや、内容も意識的には覚えていないものも沢山あります。
しかし無意識はこれらのタイトルや内容を必要であると判断したものは、必ず情報として何らかの形で記憶しています。
そのものを記憶していなくても自分の行動や知識の中で、様々な情報と組み合わされ、保存されています。
なので無意識が判断して探し出してくれた本は、かならず自分の頭の中のどこかに保存されています。
今、何を必要としているのか?
仕事や経済的なこと人間関係等将来のこと・・・
不安や恐怖心が芽を出してくると今何を考え行動したらよいか?
その日の自分の感情がマイナスへと向かっているのであれば、過去の情報とその本のタイトルが必ずマッチします。
トイレに本。これが私の中での読書の定番・・・という話でした。笑
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