回復整体・経営・伝達(コミュニケーション)プログラム
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■技術バカで結構、付加価値での勝負は技術があってこそ
■技術とは相手に触れることばかりではない
目次
1.理論・技術を追い求める時期も必要
私たちは「施術バカにはなるな!」とよく述べていますが、そう断言できるのは技術をしっかりと身につけた後の話であり、技術バカに徹した後の次へのステップでの話です。
徹底的に技術を練習し、理論を勉強し、実際に自分の中にインプットすることが必要な時期もあります。
その時期には徹底的に技術バカになる必要があるのです。
技術バカの技術とは、ただ患者さんの体を触るということではありません。
顰め面で無言で施術してもらっても、心地よいとは思えないでしょう。
触ること以外の技術を磨くことも大事です。
相手を思いやる気持ちや手紙などでの相手への配慮も大切になります。
つまり、相手とのコミュニケーションが自然とでき、相互の信頼関係が生まれて初めて施術家としての自信に繋がるのです。
初めは職人でなければいけません。
技術者ですから、技術者という認識があって初めてプライドも出てきます。
プライドや誇りが持てると、自分自身に自信がなくても技術に自信が持てるようになります。
2.技術は思考そのもの
技術は体で覚えるものもありますが、思考そのものでもあります。
おばあさんの予約が入っているのであれば、動きがゆっくりだろうからそこに気をつけて施術をしようと考え、実際に来たときに眉間にしわを寄せて痛そうだったら、どういう風に施術をしていこうか再び考えるでしょう。
どういう言葉をかけたらいいのかという聴覚からの情報、身なりや環境が不安を与えていないかという視覚からの情報など、五感から相手に与える影響を考えること、その考えそのものが技術です。
おばあさんに話をするスピードと、30代40代の方に話しかけるスピードは違うはずです。
身振りにしても同様で、風が吹いただけでも痛そうな症状の高齢者に素早い身振りで話しかければ、相手に恐怖心を与えてしまいます。
触る前の情報が相手に影響を与えているということです。
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