整体院を開業して何年で成功できるのか?目指す収入は?

回復整体・経営・伝達(コミュニケーション)プログラム

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■何年(何ヶ月)で施術所経営を軌道に乗せる事が出来るか?
■学院の様々なノウハウ(実績)を素直に実践できれば数ヶ月
 で安心できる数字が出せる
■目標施術人数は400人、月の収入は200万円
■施術家を志した日から開業日をイメージする(紙に書く)


目次

 

1.何年(何ヶ月)で施術所経営を軌道に乗せる事が出来るか?

療術を志す方々から「何年で成功できますか?」との質問をされます。

「では、目指す収入はどの位ですか?」と当学院では逆に質問しています。

多くの整体学校では開業することがゴールになっています。

ほとんどの学校では開業するまでの指導が目的で、その後の育成や指導がないものがほとんどです。

一般的な専門学校の場合でも、そこで勉強し、目指す試験(国家資格)等に合格し、免許や認可が下りてはじめて開業することができます。

一方、私たち回復整体では在学中に開業が可能であり、学びながら実践することもできます。

 

さらに学んだ事をしっかりと身につけている方は現場でも成果を出せます。
現実、在学中に月収100万円以上の結果を出している先生も多数います。

このように、自分の意識や目標を明確にする事によって在学中であっても開業する
事が可能なのです。

2.施術所経営を軌道に乗せるには、行動あるのみ

施術所経営を軌道に乗せる対応策として、年間を通して様々な角度からの調査をする必要があります。

少し話が反れますが、整体業は他業種(飲食店等)に比べ、仕入れや仕込みがない分比較的飛び込みやすい業種です。

整体業について整体技術さえ持っていれば開業でき、何の苦労もせずにお客様が続々と来てくれるものだと簡単に考えている先生方も多数いますが、黙っていては客は来てくれません。

 

客が来ないからといってふて腐れ、一日中ネットサーフィンしていても何の変化も訪れません。

そういったふて腐れ根性を断ち切り、気持ちを切り替えなければいけません。

意識を外に向けアンテナを立て、五感を活用し、朝から晩まで情報発信していれば、数日先には数人の来店は期待できます。

先ずは、行動、とにかく行動です。

では、なぜ行動ができなくなってしまうのでしょうか。

 

引きもこり整体師になってしまうのでしょうか。

行動とは日々の動作による習慣(パターン化)です。

毎日気持ちが沈んでいくと、動かなくなるというよりも動けなくなってしまうのです。

そのように凝り固まった空間から如何にして脱出すればよいのか、自分自身がどうしたら動けるのか、先ず客観的に自己を見つめましょう。

楽しい出来事や関心のある事に目を向け、目的達成をイメージし、イメージできたらその目標までに辿り着くまでの所々に小さなゴールを設定します。

ゴールすることが達成感をもたらします。

 

達成感が積み重なる事により、充実した気持ちになり、行動も加速していきます。

「どうしたら行動できるか」を教えてくれる整体学校など他にはないに等しいでしょう。

とにかく、引きこもってインターネットばかりしていても集客は望めません。

外に出て行動あるのみです。

3.技術はあって当たり前(整体の技術は大工の金槌とノコギリと同様)

「学院の様々なノウハウ(実績)を素直に実践できれば、数ヶ月で安心できる数字が出せる。」と謳っていますが、ただ単純にエスカレーター方式で、卒業すれば誰でも簡単に整体業で成功することが出来ると思ったら大きな間違いです。

当学院は、他の学校と比較すると何倍もの行動を起こさせるような指導をしていきます。

人の倍以上の行動を起こすということは、それ相当な努力も必要となるわけです。

 

人より何倍も努力をしなければいけないと考えると苦しくなりそうですが、目的を達成するためにいかに楽しい気持ちで行動に移せるか工夫し、また目的をやり遂げた時の達成感を経験することで向上心が育ち、視野もどんどん広がっていきます。

整体を学ばれているほとんどの先生は技術を習得することが目的、目標になってしまっています。

しかし、整体業を経営するにあたり技術はあって当たり前なのです。

大工職人で例えると、技術は金槌や鋸等の道具です。

 

商売道具(技)ですので、手入れをしてあげなければ錆びて使い物にならなくなります。

また道具だけあれば、成功できるわけではありません。

技術はあって当たり前が前提です。

4.感動・感謝・思いやり

では、技術だけ学んでも駄目な理由、技術以上の学びとは何なのでしょう。

人間は五感を通して感じることが出来る生き物です。

何かに感動したり、人に感謝をしたりします。

自分以外の存在、相手がいるという自覚があるからこそ思いやりの気持ちも芽生えてくるのです。

 

そのように脳(考える力)の中のシステムに記憶されていたからこそ、人間は今日までの社会を築くことが出来たのでしょう。

この部分(感動すること、感謝すること)に焦点を当てたものが、回復法です。

回復法とは理論そのものであり、五感が発達していれば目で見えにくい情報でさえ触れることなく
感じることができます。

施術する側(先生)もされる側(不調者)も双方に信頼関係を持つことができなければ、最高の技術を持っていたとしても上手くはいかないでしょう。

5.流行らないのは施術者自身に問題があることを理解する!(勘違いが多い)

例えば、「経営が上手くいかない」「自分の思うような結果が出せない」というように、状況が悪化すると、誰もが先ずは他の何かのせいにしだします。(他の何かのせいにすると言うことは、ある意味自分の防衛本能が働く訳ですからその全てが悪いとは言いません。)

「何かが足りない」「あれが悪い」等と外的なもののせいにしていては、状況はますます悪化していくばかりです。

 

感謝の念を忘れてしまうとこういった状況に陥りやすくなります。

もしかしたらもっと悪状況のなかで施術している先生もいるのかも知れません。

もっと周りを見渡し、自己を見つめなおしてください。

 

そうして自分自身を鍛錬することにより、周囲を理解できるようになるのです。

6.目標施術人数は400人、月の目標収入は200万円

回復法での目標施術人数(平均)は各先生方の営業状況にもよりますが、朝から夕方まで一日営業をした場合、月400人(半日営業で200人)です。

それだけの人数を施術することは大変だと思われがちですが、営業日数にすると16日程の営業でこの人数になります。

多くても18日程、一週間うち2日は半休日で日祝日はお休みです。

一ヶ月の半分弱はお休みでも、施術人数は400人に達します。

 

何故、短時間で多くの回数を施術できるのでしょうか。

出来る人と出来ない人との違いは、前向きに行動しようとする意識があるかないかだけなのです。

行動する意識を持つ、つまり目的達成の為の目標を立て、目標値も出来るだけ高く設定します。

 

なぜなら目標を400人と設定しても、現実の達成数は300人程になってしまう傾向があるためです。

ですから予定数を目指すのであれば、設定数は少しオーバーするくらいにした方が目標値に近づくことが出来るというわけです。

7.年収は1200万円~2000万円を目標に!

月に400人みることができたとして、仮に1回5千円で営業したとします。

単純に計算しただけでも月の売上は200万、年収にすると2400万です。

何も難しく考える必要はありません。

 

自分の趣味など好きな事をしている時はどんな事も苦には感じないはずです。

本来仕事とは何かの目標があり、その目標を目指して頑張り、成果を出す事に意義があるのではないでしょうか。

 

目標を設定し、達成したら頑張った自分にご褒美を上げるのです。

馬に人参をぶら下げる要領です。

8.施術家を志した日から開業日をイメージする(紙に書く)

やりたい事、目標を強くイメージする意識を持ってください。

人は自分のやりたい事を行う時には必ず楽しいイメージを浮かべます。

例として、パチンコに行く人を挙げてみましょう。
パチンコ店の店内はタバコの煙が立ち込める非常に空気の悪い場所ですが、彼らはわざわざ朝の開店から夜の閉店まで8時間から9時間もの間、パチンコ台を目の前にして一日中じっとして動かず玉を打ち続けています。

こうしてじっとしていること自体通常は苦痛だと感じますが、玉がでる台に一度でも当たると「また次もでるのでは?!」と期待するのです。

楽しかったイメージが記憶されているので、10回に1回しか出なくても、お金が余りなくても、快感をまた味わいたいという気持ちから何度でも行こうと思えてしまうのです。

 

つまり、玉が出た時の喜びのイメージ(目標達成感)がはじめから出来ているから、苦痛を感じる事無く続けられるのです。

話を戻し、整体業で置き換えてみましょう。

施術目標を明確な数字で定めることで、自然とイメージができ、その経過の取り組みが楽しくなり、喜びとなります。

目的を設定することにより自分自身も前向きになり、生きがいにもなります。

 

毎日明るい笑顔で楽しく施術をしていれば、自然と人が集まり不調者の体調も回復に向かいます。

自分が心身ともに充実していないと良い仕事も出来なくなり、相手にも悪影響を与えてしまうのです。

常に心身ともにリフレッシュして、施術の仕事も一つのゲーム感覚で楽しめる事が大事です。

目標達成に近づくためには、紙に書き視覚化する事も効果的です。

 

自分の理想としている事、なりたい姿、休日の楽しみなどを紙に書き、やりたい事リストを作りましょう。

目標は手の届かないような大きなものではなく、小さなゴールを沢山設定し、達成感を体感する所から始めてみてください。

 

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