自分の整体院イメージを確立する

回復整体・経営・伝達(コミュニケーション)プログラム

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■地域で回復整体の知名度を上げる
■全てがわかりやすいこと
■常に療術業界の情報を仕入れ、業界以外の情報も同時に把握する


1.ロゴの使用でイメージを確立

施術所のイメージを確立しましょう。

「自分はここでやっています。」という安心感を

植え付けるためにも、自分の施術力をブランド化

してほしいのです。

回復整体という名前は商標登録してありますので、

ブランドとしてぜひ活用してください。

またロゴもイメージの確立に役立ちます。

基本の技術のロゴを作りましたが、ちょっと変わっているでしょう。

 

これをチラシの裏にぽんとつけて「なんだろう?」と気にかけてもらうのもいいし、施術所の看板に付けても目を引きます。

規制があるため商品化することはできませんが、自由に活用して、施術所をどんどんアピールしてください。

このロゴを見せながら「こういう順番でこういうことをします。」「これはどこの痛みを取ります。」「これはこういう歪みを取ります。」と説明すると安心感があります。

これを施術の予約カードの後ろなどに書くだけでも、多少の説明にはなります。

このロゴはプロに作ってもらったものですから、ぜひ使ってください。

2.院長の人間性をアピール

 成功話より、苦労話や相手の持っている痛みを自分が経験したことがあるという話で、人間臭さをだしたほうが人は聞くものです。

多くの人はこんな方法を学んだというような自慢話ばかりしますが、「経験上いろいろやってきたことを提供します。」とか「こんな失敗をいろいろしてきたので気持ちがわかります。」という感じのほうが好印象です。

まず、自分の物語を作ってください。

自分の経験はそれだけで独自性につながります。

先生方がチラシを打つにしても掲示物を作るにしても、技術の自慢をするより自分自身を主人公にして物語を作り、アピールした方が「この先生のところに行きたい。」と思われます。

「自分自身が成長するためにも皆様の手助けをしてあげたい。」「皆様に学んでいます。」というような謙虚なことを書いて、自分の人間性としてアピールした方が受け入れられます。

技術に磨きをかけることは当たり前として当然のごとく勉強する。

そのことをあまり口に出さず、それ以外の院長先生の人間的魅力を皆さんに知らせてあげてください。

3.他院の悪口は言わない

他院の悪口は絶対に言ってはいけません。

心理としては、どんな職業でも無駄なものはありません。

例えば不良やニートにしても、彼らがいるからコンビ二などの商売がまわっているのかもしれません。

暴走族にしても、あの若さで運転や改造ができるということは、社会的に見れば悪いことですがある種の才能でもあります。

 

人間は一元的なものの見方をしてしまう傾向がありますが、物事には裏と表があると思ってください。

他の施術所があるから、私たちの施術所が目立つということもあるのです。

ですから「あんな方法では痛みはとれません。」「あんな所に行かないほうがいいですよ。」というようなことを言ってはいけません。

悪口を言ったら自分のところに返ってきますし、敵を作ることにもなります。

 

むしろ相手をほめるぐらいのことを言ってください。

「ああ、そういうやり方でやっているんですね。いいですね。うちはこういうやり方なんです。」でいいのです。

他院や他の流派の施術所と「こういうところが違うんですよ。」とアピールすればいいのです。

どちらがいいのかは患者さんが判断します。

いろいろな治療をしている人ほど、この治療に出会ったときに感動しています。

4.整体療術以外の知識、情報を取り入れる

療術の先生方は療術しか知らないのでは、いけません。

時には全く違う活動をし、全く違う分野の本も読んでください。

ビジネス本ばかりではなく、関係のない子供の本や少女漫画、絵本を読むことで得るものもあるでしょう。

違うサークルやイベントにも行ってください。
体験会やオフ会、地域イベントなどに参加し、アピールします。

人間性を磨く場なので、講師としても積極的に参加してください。

 

他の人から見ると、講師までできる偉い先生なのだと感じ、安心感に繋がります。

療術の現場でやっていることはライバルも皆勉強していますから、むしろ他の情報を得ながら自分の分野に当てはめることで全く新しい発想が浮かび、自分の施術所の掲示物やチラシなどに生きてきます。

違う風を入れて、自分をマンネリ化させないことです。

マンネリ化すると、100万、200万稼いでいても飽きてきます。

そうならないためにも、違う業種や業界、趣味など、異分野から自分をもう一度見直す作業を定期的にやらなければいけません。

 

一週間くらい休んで旅行に行くなど、時々脳に刺激を与えるのもいいでしょう。

やることは責任を持ってやるべきですが、感覚としては自分を成長させるためのひとつの試みとして、楽しく遊び心を持っていないと続きません。

義務でやらされているという考えになってしまったら、職業を変えたほうがいいかもしれません。

初めは軽症の方が来るのですが、口コミが広がるにつれ、1年2年と通う方や重症の方が来るようになります。

痛みを取ることが楽しいという意識でないと、癌など重症の方が来たときに自分の神経がまいってしまいます。

いろいろな所でいろいろな情報を得て、自分の趣味も大切にし、リフレッシュしながらそれをまた仕事に生かしましょう。

 

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