2月26日、27日の2日間、東京本校にて達人サービス講義を行いました。
幹事の千葉先生、会場を提供していただいた加賀谷本校長、
ありがとうございました。
久しぶりにお会いする先生方もいましたので、私自身とても楽しみな2日間でした。
遠方からお越しの先生方もいますので、より良い講義をしようと、私も気合が入りました。
今回の達人サービスでは、様々なカリキュラムのもと講義を行いました。
2日間の講義は、全て受けることで理解できるように計画を立てました。
まず、第1日目。
整体師としての、法的知識について講義を行いました。
どのような根拠で私たちは仕事ができるのか?
そして、この職業を行ううえで、最低限知っておかなければならないことがあります。
言葉や文章での表現方法などから、医師法、薬事法などに接触しないよう注意しなければなりません。
2時限目として、骨格診断における私自身のイメージ法を指導しました。
この方法は、以前から講義の中でも、何度も説明したことでした。
10数年の経験に基づく方法です。
指導しようとしても、正確に伝えることがとても難しいことでした。
なかなか経験したことを、相手ができるように説明するのは大変です。
例えば、金メダルの取り方をその競技をしたことのない人間に指導しても、
誰も理解できません。
泳いだことのない人間に、泳ぎ方を教えても、実際に経験するまで理解できません。
しかし、何とか指導できないものかと何年も考えていました。
言葉にすると難しくなるのですが、
不調者の身体を3D化して、頭の中にイメージする方法です。
ただイメージしただけではなく、その映像を全ての方向から見ることができるカメラを頭の中でつくるのです。
そして、ミラーニューロンという神経細胞を活用します。
この神経細胞は、他人の動作や感情を理解し、共感するという働きがあります。
不調者の痛みや感情を施術者に移し変えて、あたかも自分自身の身体のように感じることができるようにします。
これらは、おそらく共感覚とよばれる感覚に近いものがあるかもしれません。
施術をしているとき、他人を施術しているのに、自分自身が施術をしてもらっている錯覚を起こします。
これらのイメージと、人間の感覚を合成し、相手の身体の動きを自分自身の問題として考えることができるようになります。
これが私の骨格診断の方法になります。
かなりの日数をつかって、この経験を短期間に指導できる方法を模索してきました。
今回行った方法がいまのところ、ベストだと思います。
この方法を、15年も経験せずに、今回達人サービスで行った方法で習得できるようになります。
主に、イメージトレーニングになります。
この方法ができると、身体のあらゆる部位について、手に取るようにわかるようになります。
その後、新技法の理論、実技を行いました。
1日目のイメージトレーニングを受けた先生方は、より深くこの方法を習得できたと思います。
2日間出席された先生方は、目からうろこ状態だったと思います。
身体のあらゆる部位が、全て関連して動いている。
痛みや関節の不具合が、まさか、足首や指先、一見関連のない部位がこれほど影響を与えているという事実に驚愕したのではないでしょうか?
今後は、これらの方法を更に発展させて、指導していきたいと思います。
夜の部?の懇親会では、とても楽しいお酒を飲むことができました。
普段お話できない先生方とも、様々なお話ができました。
私も最近では、いくらかアルコールを飲んでも平気になりました。
楽しい席では、結構飲んでしまうようになりました。
私から、情報を引き出したい先生方は、是非夜の部に出席されることをおすすめします。(笑)
来月は、九州での開催になります。
お楽しみにどうぞ。^^
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