《検証2》整体師チーム互いの成功サポートシステム

《検証1》整体師チームワーク成功の軌跡を検証するの続きです。

 

目次

 

《検証2》成功へのサポートシステム、伝説のSNS

学院の卒業生同士は、月に何度も集まることはしませn。

全国各地に散らばっていますから、そうそうしょっちゅう集合することはできません。

 

それでは求心力がなくなっていくのではないか、と思われるかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
卒業生がチームを組むと、それぞれの施術院(治療院)で自分の仕事に没頭している毎日のなかでも、しっかりと支え合っています。

そこで重要な役割を果たしているのが「SNS」です。

当初、SNSでメンバーのそれぞれが日々の営業成績を報告し合っていました。

といってもカタイものではなく、トモダチ感覚の軽いノリ。
こんな調子です。(メンバーのD先生のメールを紹介!)

  変な整体師Dです。
  本日、12人です。累計203回。(その月に行った施術回数のこと)
  今日はマクラがぎょうさん売れました。
  これで冬が越せそうですだ。
  さて、膝が悪く通院を始めた患者さん。
  今では月イチのメンテナンスで通院されてます。
  「今日はどうですか?」と聞くと、
  「肩がこってます」ですって。
  膝痛なんて、忘れてます。(笑)
  ハッピー! ハッピー!

 

 いかがでしょうか。ポイントは以下の3点です。

 

①アホなニックネームの命名

中肉中背で筋肉ムキムキのD先生は、なんとなくアメリカのアニメに出てくるロボットのようなイメージがあります。

私たちのメールでは、D先生だけではなく、みんな仲間内だけでウケるようなヒョウキンなニックネームを付けて呼び合っています。
切磋琢磨する仲間ではありますが、その前に「気のいい仲間」です。

 

(仲間同士、ユーモアを交えて伝えること相手はリラックスできます)

SNSでの営業報告や近況報告も、独特のユーモアをまじえて、それを読んだメンバーもふと肩の力を抜くことができたりします。
こんな感じでできるのも、メンバー全員が、変なプライドに固執していないからです。
整体院(治療院経営)に、余計なプライドはジャマなだけだと思います。

 

面白おかしいニックネームで言いたいことを言い合っていると、心の底からの付き合いができるようになります。

それが楽しく、楽しいから頑張れるわけです。

 

②営業数字の報告

メンバーはトモダチであり、楽しい仲間です。しかし同時に、ライバルでもあります。

個々の目標や実績はよく知っていますから、「いつかアイツを追い越したい」「オレが先に目標達成したい」というイメージはいつも持っています。
そんなところへ毎日のようにSNSが来て営業成績が報告されると、むらむらと闘志の炎が大きくなっていきます。

悔しさと意地のパワーが炸裂するのです。
各自が自分の整体院(治療院)に戻れば、日常は繰り返し業務も多く、集合して夢を語り合ったときの情熱も冷めてしまいがちです。

 

やろうと思ったことがうまくいかず、マイナスイメージを抱いてしまうこともあります。
そんなときに、ユーモアあふれる明るい営業報告を聞かされることは、成功イメージを維持するためにとても大切なことになっています。
これによって、メンバー全員の営業成績が飛躍的に向上したと思います。

 

③ハッピーメールの実施

こうしたメンバーでSNSをやっていくうちに、いつしか「できるだけハッピーメールを書くようにしよう」ということになりました。

 

毎日の営業のなかで不調者さんと対応していて、自分が「うれしかった」と思ったことをメールに書きつづるのです。

 

いま紹介したD先生のメールにも、不調者さんとのやりとりが書かれていますね。
このような「ハッピーメール」を書くと、たとえほかのことで落ち込んでいたとしても、そのときの幸せな気分がよみがえってきて、「よし、また頑張るぞ!」とプラス指向になれるのです。読んでいるほうも同じです。
このようなハッピーなエピソードを思い返してメールに書き、またメンバーが書いたものに触れているだけで、日々の治療家としての意識は違ってくるものです。
施術室(治療室)の現場で不調者さんに対したときに、より深く観察することができるようになりますし、より不調者さんの立場になって考え、思いやりのこもった接し方ができるようになるのです。


ハッピーメールでポジティブ思考になり感謝の気持ちが生まれる

「ハッピーメール」によって「自分たちがこの仕事をしている意義」をいつも感じられ、ポジティブな考え方で仕事に対することができるようになります。

それは社会や世の中に対する強い使命感になりますし、また感謝の心にもつながります。
そのようなマインドが、またさらに私たちを飛躍させ、大成長へと導いてくれたのだと思います。

 

「回復整体」は、ほかの療術とはまったく異なる私たちが行っている「回復整体」というのは、いったいどのような療法なのか。
このこーなをご覧のみなさんの、いちばんの関心事ではないかと思います。

 

しかし、「回復整体」がどんな療法なのかを、カイロプラクティックやマッサージ、気功、ヒーリングなどと同じように説明しようとすると、とても困難なのです。

 

それでいて、誰が学んでも同じように実践できる療法であり、またどのような患者さんに対して行っても同様の効果が現れる療法です。

ここがとても面白いところで、この「回復整体」という療法の大きな特徴と思われます。

 

 

「回復整体」の簡単な理論・「脳の勘違い」を利用するにつづく


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