魅力ある整体院、魅力ある施術家とは?

整体師がチームを組めば足跡は「資産」となるの続きです。

 

目次

 

魅力ある治療院、魅力ある施術家とは

(熱のある人間になりたい)
(施術家はひとりだから経営がわからない)

 

■聞き手 整体スクールで勉強している先生に「治療院は、体育会系のノリでやってたほうがいいんですかね」って聞かれることがあるんですが、そのあたりはどう思います?


■A先生 どういうノリでもいいけど、明るくやることは必須条件でしょうね。


■聞き手 明るく、楽しく、仕事をしているってことですね。

そういう治療院の雰囲気とか、施術家の姿勢というのは、経営的なものを左右するものでしょうか。


■A先生 あると思いますね。やっぱり患者さんというのは、入ってきて、まず見るのが先生でしょう。

その先生が暗~い雰囲気をかもしだしているのか、明るくて優しくて前向きな感じなのか。

ぜんぜん違うでしょう。

すごく大事なことだと思います。


■聞き手 たとえば、月に20~30万程度の売上の治療院というのは、結局あまりひと気がないじゃないですか。

つまり同じ字だけど「人気」がないんですよね。それは、先生の雰囲気からきてる可能性が大きいということですか。


■A先生 そうですね。もともと暗くて悲観的な感じだから人気がなくなる、儲からないから先生はもっと暗くなっちゃう、よけいにひと気がなくなる、人気がなくなる。そういう悪循環ですね。


■聞き手 A先生は、そのあたりのことを意識しましたか? つまり「ひと気」をつくるというようなことを。


■A先生 僕は、スタッフを入れるということはすごく重要だと思って、やってきました。


■聞き手 いつも人間とのコミュニケーションをしていないと、経営者としても治療家としても、なんとなく暗い雰囲気になっていきますよね。


■A先生 そうなんです。電話でも何でもいいんだけど、いつも生身の人と関係している、あるいは人の中にいるという意識を持っていることが大切ですね。


■聞き手 見られてる意識みたいなもの。


■A先生 そう。患者さんが来ないからって、1日中ネットサーフィンして、マンガ読んで、というのでは先生の活気はどんどんなくなっていくし、「ひと気」もどんどんなくなっていくでしょう。


その施術家の「熱意」を感じて患者さんも仲間も増えていく

話は変わりますが、ある日、他流派の先生が私が企画した体験会に参加さたことがありました。

その先生になぜこの体験会に来たのですか?

と質問をしてみたら「熱を感じたい」って言うんです。

で、熱ってなんだろうと考えると、単純に体温とかそういうものではなく、「熱意」の熱だったり、「情熱」の熱だったり、たとえばいまお話に出た「ひと気」の気配となるオーラのようなものだったり。

そんないろいろな熱が、夢プロの中にすごく感じられるような気がするんですね。

いろいろな意味で熱いやつら、みたいなね。

みんなそれぞれ、いろいろな意味の熱を持っているから、冷めにくい。

いつまでも熱い。

患者さんというのは、施術家のそんな熱にふれて良くなっていくみたいな部分もたしかにあると思うんですね。


■聞き手 ひとりで開業して経営者になってやってる施術家の先生というのは、一国一城の主なんだけど、それだけに行動が自分だけにこもってしまうところがあるじゃないですか。

B先生の話で言えば、一人だからこそどんどん熱が冷めていくような。自分で、行動しないことの言い訳を考えてるような…ね。それが愚痴につながったりする。よくあるでしょう(笑)。


■A先生 そういう傾向は、たしかにあるんですよね。何かこう、自分で小さい枠の中に入ってしまって、それが楽だと勘違いしているようなところがね。


成功の秘訣は自分の中にあると思います

■B先生 自分はこんなもんだろうって、自己評価しちゃってる?


■A先生 そう。もしくは、この仕事はこうやればいいんだって勝手に決めちゃって、それ意外の工夫をしないとかね。

なぜしないかと言えば、それが業界の常識だからって、潜在意識で思っているんだよね。

それを取っ払った瞬間ですよ、僕の治療院の数字がガーンと伸びたのは。

これでれると思った瞬間でしたね。


 

■B先生 商売のやり方という意味では、治療家の先生というのはほとんど考えていない人が多いですからね。

でも、商売という見方で考えれば、もっと夢が出てくるしいろいろなチャレンジが浮かんでくる。そこに気づくかどうか。


■A先生 なんだ、簡単なことじゃないかって、気づくかどうか。

自分でつくった商売の枠、自分の可能性の枠を、取っ払うことができるかどうかですよ。


■聞き手 それが取っ払われたとき、A先生は変わりましたか。たとえば会う人とか、自分がしゃべる言葉とか、そういうのがどんどん変わってきた?


■A先生 そうですね。まあ、そうだと思います。簡単に言えば、やればできるということがわかって出てくる「自信」なのかな。


■聞き手 世の中では、なんか、どこかにとんでもない「成功の秘訣」が転がっているように思われているじゃない。

でも、そういうことじゃないんだ。


■A先生 自分のなかにあるんだよね、成功の秘訣ってのは。


■B先生 自分が変われば、周囲はいくらでも変えられる。患者さんへの信用も得られるし、それこそ「ひと気」も増えてくる。

そんな法則というのは、一般的にはみんなわかっているんだろうけど、なかなかこの業界で開業してみると忘れちゃうところがあるんじゃないかと思うんですね。とくに、一人でやっているとわからないから、開業した先生たちは悩んでしまう。

悪循環に陥ってしまう。会社だと、同僚に気づかされたりするけど、そこが施術家の不幸なところです。

夢プロというのは、そこでハッと気付かせてもらえる。夢を現実にできる集団というのは、そういうことがあるからだと思います。

 

 

再現性のある技術を身に付ければ「自信」は後からついてくるにつづく


<このコーナーの目次>

1.「整体院経営」チームで活性化しよう!

2.整体技術を学んで終わり?よき仲間に刺激をもらおう!

3.整体師がチームを組めば足跡は「資産」となる

4.魅力ある整体院、魅力ある施術家とは?

5.再現性のある技術を身に付ければ「自信」は後からついてくる

6.整体師は「夢」をもとうよ!語ろうよ!

7.ネットでつながることで安心とオフでの厳しさも大切

8.整体師にとって異業種交流は必要


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