回復整体・経営・伝達(コミュニケーション)プログラム
■経営者としてネットワーク、チームを構築する
■自分で何もかもやらない
1.専門家を雇い、ネットワークを作る(弁護士、税理士、ファイナンシャルプランナー、産業カウンセラー等)
自分自身はまず施術家であり、技術職であるということをまず認識してください。
次に技術者である自分が経営者として技術を世の中に売り、施術所をまわしていくという意識が大事です。
その後、自分に足りないものや得意でないもの、持っていないスキルに対し対価を払って人を雇ったり、家族に手伝ってもらったり、ひとつの企業と同じように考え、ネットワークを構築するのです。
今の法律の問題では、顧問弁護士を雇っておけば何かあったときにはいつでも相談できます。
経理では毎年申告時に頭を悩ませる人もいると思いますが、税理士や会計士を雇っておけば、いつでも相談できます。
余分なことに頭を悩ませることがないので、自分の精神状態も非常にクリアになります。
ファイナンシャルプランナーのような方を側近につけておくのも、非常に楽です。
2.家族、友人、知人、その他協力者をチームと仮定する
まず自分が社長です。
そして夫婦でやっていれば奥さんに助手になってもらいます。
例えば自分がコミュニケーションをとることが苦手であれば、奥さんに相手とのコミュニケーションをとってもらったり、予約をとってもらったり、自分が仏頂面でなかなか笑顔が作れないなら、奥さんと地域を回って自分の施術所の名前を売ったりするなどいろいろなことができます。
だからひとりで何もかもやろうとしないことです。
企業としてネットワークを持ってください。
自分1人の力で全てをやって結果がでたとしても、自分の力だけによるものだとは思わないでください。
人とのつながりで仕事ができるのです。
3.自分で今やるべきことを明確にする
企業家として何をやるべきか目的と目標を持ち、そのために今やるべきことを明確にしましょう。
例えば、施術所を掃除してきれいにすることは大切ですが、一日を掃除に費やして他のやるべきことを後回しにしてしまっては本末転倒です。
どんどん地域に顔を出して宣伝し、口コミを広げなくてはいけない時に、ホームページにばかり一生懸命になる人もいます。
自分がいつも何かをやるとのめりこんで目的と違うところにいってしまうなら、自分でお目付け役をつけるのもひとつの手です。
奥さんでも誰でも「今やるべきことは違うと思う。」と言われたら素直に聞けるような人です。
また自分でできないことや時間がなくてはできないことを、対価を払って誰かにしてもらうことも大切です。
そういう体制を作るということです。
ただ、人に頼むとしても自分自身でやった経験がないといけません。
最初に何もかも全てやり、自分のやりたいこととやりにくいことをまず把握しておくのです。
自営業ですから経理のことはまず絶対に自分でやり、そして施術所が大きくなってから税理士さんに任すようにしなければ、経済観念がない人間になってしまいます。
逆に自分で取り組んだ経験上大変だと思ったことは、仮にお金を払ってやってもらったとしても、たいへん安く感じます。
税理士さんなどに払う対価に対し、「月に3万円もとられるの?」と思うのと、自分で苦心してやってみて「ああ、3万円でやってくれるのか。こんなに楽なことはない。」と思うのでは雲泥の差です。
まずは自分でやってみてください。
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