目次
日本回復整体総合学院三法
~整体院成功の学び~
当学院の特色
学院三法(回復技法・伝達法・運営法)は延べ10数万人の施術及び、整体学校の経験から考えた実践的方法です。
一般的な整体では1人の患者さんに30分~1時間かけて施術をしています。
なので、体力的にも月間100人を施術する方はかなり大変です。
なので100人で限界であり、それが大成功という業界です。
私たちは毎月500~600人程度患者さんを施術をしていました。
通常の整体院が毎月平均50人程度の施術人数と仮定すると、私たちは月間でその10倍くらい。
これらの整体院が約1年間に施術する人数を1ヶ月で施術していた計算になります。
そう考えるとある意味、患者さんとのかかわりや人の身体に触れること、もちろん整体院の経営方法の全てが通常の整体院の何倍もの実績があると考えています。
整体院の経営は地域社会での信頼、信用がなければ難しい仕事です。
私たち夫婦は静岡の比較的人口が少ない地域で長年活動してきました。
人とのつながりが特に多いこれらの地域では、整体院を経営するに当たり誤魔化しや、いい加減な施術をしていると直ぐに悪いうわさが広がってしまいます。
私たちが整体院を経営してきた地域でも何軒かの整体院が開業しましたが、殆どが数ヶ月~1年以内に廃業していました。
14年もの長期間、地域社会で整体院を経営してきたことは信頼や信用があってのことだと思っています。
信頼や信用は施術の結果が出ていたから得られたのだと自負しています。
その場で誤魔化したりせず、痛みや症状が改善しないかぎり、いずれ、「あそこはよくならない」という悪いうわさが流れることになります。
何年もその地域で整体院を経営してきたこと自体が証になっていると思います。
私たちが指導した多くの整体師が全国で活躍しています。
核となる考え方が”学院三法”
回復整体は施術者自身の経験を生かすことが出来る療法です。
それぞれの地域やこれまでの経験(他流派での経験及び他の職業での経験、自らの疾病などの経験)を無駄にすることなくいかすことができます。
日本回復整体総合学院に、”総合”という文字が含まれるのはこうした意味からです。
一人ひとりが成功していくごとに更に成功するための「学院三法」が強化されていくことになります。
これまで様々な療術業に携わる方々とコミュニケーションをとってきました。
殆どが、経営が上手くいかない、これまで学んだ技法では思ったような結果が出ないというものでした。
原因を私たちが指導した満足の行く結果を出している先生方と比較してみました。
その結果分かってきたことが”学院三法”を元にした三角形です。
3つの○・・・拠り所(安全地帯)、よき仲間(なんでも相談情報共有)、技術(回復のためのあらゆる方法)
整体師が本当の意味で結果を出せるのがこの3つの○が柱となります。
詳しく説明します。
①拠り所(安全地帯)
これは、人間社会で言えば、家族になります。
例えば、人間であれば誰でも家族や親族がいます。
人間の最小単位の組織は家族です。
とくに、子供は学校や友人関係で何か問題があれば、
真っ先に、問題を解決するために親に相談します。
こどもならずとも、夫であれば、妻に、妻であれば夫に。
子供がどんなに歳をとっても、親元に相談に行くという
話もよく効きます。
人間の組織としての最小単位であり、安全地帯であり拠り所とする場所がないと、人間は生きていくことも難しいのではないでしょうか。
多くの整体院の経営者が整体院を経営していくにあたり、本当の意味での拠り所としての“親元”が存在していません。
技術を学んでしまえば、それきり・・・
そのような研修方法が殆どの業界です。
私たちはこのことを真剣に捉え、卒業生が何時でも相談できる体制をとってきました。
整体院の経営といっても、単に数字を追いかけて、経営するだけではありません。
その背景には施術者本人以外にご家族である、ご夫婦の問題お子さんの問題親御さんの問題。
更には地域社会での人間関係など、様々な事象が絡んで整体院を経営しなければなりません。
自分ひとりで解決できない問題も必ず起こります。
私たち学院は親元としてその拠り所(安全地帯)となるべく活動をしたいと考えています。
具体的には整体院の経営におけるエキスパートとして現場においての施術の問題をふくめ、様々な問題に対応できるように努めています。
整体院の経営は、毎日、施術者本人が生き生きとしていなければ良い施術が出来ません。
そのために、心の中に不安や不満があってはならないと思います。
拠り所とは常に安心できる親元としての存在であるべきであり、何時でも相談できる体制がよい仕事が出来る前提と考えています。
②よき仲間がいること
療術業の先生方は孤独です。
それぞれの流派の研修が修了し、連絡を取り合っている先生方もいましたがそれは不安と不満をはけ口としている存在でした。
お会いした多くの先生方に、「お互いを成長さるほどの仲間はいますか?」と質問すると、殆どの方が口を閉ざしてしまいました。
お互いがライバルであり、敵同士。
自分の不調者(患者)さんを取られてはかなわない・・・
集客する方法や、効果のある技術や宣伝方法は自らが経費をかけて学んだのだから決して他人に教えない。
そのような意見が大半でした。
私たちはこのことは非常に悲しいことではないかと思うのです。
整体院を経営することで、上手くいくことがあれば、お互いに教えあい成長することが出来ます。
更に失敗したことがあれば恥だと思わずにこれも仲間を思い、この方法は上手くいかないよ。
そう教えあうことが大切なのではと思います。
廻り巡って地域の痛みや症状で悩んでいる患者さんのためになることだからです。
自分さえよければそれでよし。
自己中心的考えだと考えます。
お互いによい意味でのライバルとなることで自然な情報交換が出来るようになります。
困ったときには良き相談相手となり、上手くいったときはお互いに喜び合えれば本当の仲間になることが出来ます。
信頼できる生涯の仲間となり、お互いが地域社会に根ざした整体師として成長できるよい関係になります。
私たちはこの点に非常に大きな問題があると考えてみました。
回復整体では研修中を含め、卒業後も良き仲間を作ることを最重点として指導しています。
結果、各地域でお互いに情報の交換をして成長できる関係を作り上げています。
施術者が人間的成長をすること。それは地域で痛みに悩む患者さんのためだからです。
③回復法
回復法とは相手に触れることができる施術及び施術者が発する五感からの情報(言葉や態度、相手から見ての施術者の情報)をトータルして回復法と呼びます。
一般の整体では痛みがあればその痛みに対して、○○法というような相手に触れる“技”のみを技法としています。
しかし、生身の人間は触れるだけの技法では完全によくなることはありません。
相手の心情や痛みで悩む方の背景を重んじることが最も大切です。
例えば、“骨格のゆがみ”を例にとっても相手に触れるだけでは解消しません。
施術者が間違った対応や言葉を使っただけで、相手の骨格は直ぐにゆがんでしまいます。
怖そうな先生、不潔な先生、偉そうな先生、そのような整体師は相手と正対するだけで患者さんの痛みを増幅させることさえあります。
回復整体ではそのような理論を元に相手の心情を重んじて、優しく相手の身体に決して負担とならない方法で手技療法を行っています。
触れる技術はあって当たり前。そのことを前提に施術します。
成功への近道とは
上記の3つ「拠り所、仲間、回復法」が土台としてあります。
その上に、回復法を行う施術者が存在できるという事です。
3つの土台のどれが足りなくても整体院の経営は上手くいかないと思います。
10年以上の整体スクールの経験から言えることです。
逆に3つの土台を築けた卒業生は100%とは行きませんが満足のできる結果を出しているようです。
整体院に限らず事業の経営は孤独になりがちです。
しかし、団体競技の考え方を取り入れて経営を行うことが大切だと思います。
整体院の経営は独自性を持ったオンリーワンの経営でいいと思います。
しかし、何でもかんでも孤独になってはダメだと思います。
もっとも、経営者は誰でも孤独を感じることがあります。
自分しかわからない事、何かあれば責任を取るのは自分・・・
考えれば経営者は孤独です。
そのことが人間を成長させることもあります。
経営者の「孤独」には良い面、悪い面とがあると思います。
私は孤独にならなくてもよいことは、同じ志の仲間で共感することで解消できると信じています。
これが当学院の考え方です。
*チームワークによる経営について詳しくは以下のページ(カテゴリー)を参照していただければと思います。
整体院はチームワークで回復カリキュラム(予約システム)を実行する
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