羽生選手の演技から思うこと~整体師は「技術」より「感性」!?~

みなさま、お久しぶりです。
日本回復整体総合学院 学院長の小森やよいです。

今年の冬は大変厳しい寒さですが、みなさん、お元気でしたか?

さて、先ずタイトルのお話になります。
平昌オリンピック男子スケート観ました。

今日も朝のTV番組でも金メダルを獲得した羽生選手の話題一色ですね。

本当にすごい!としか言いようがありません・・・

自宅で観たのですが仕事の関係でパソコンの作業をしながらでした。笑

   
話は前日にもどりますが、ショートプログラムの羽生選手の演技でこんなことを考えていました。

ちょうど銀行の待合椅子に座ってテレビを観ていました。

そのうち、演技が始まり、トップバッターの羽生選手がスタートする時でした。

もちろん、テレビの真ん前の椅子まで移動しましたよ!

でも、銀行内のテレビは音がほとんど出ていないに等しい。
演曲が聴こえない?!

音無しの滑りを拝見しました。

音が無いということはイメージで観るしかありません。
いつもより羽生選手の顔つきや身体の動きの細かい部分まで見えてきました。

まずビックリしたことは

肩に力がまったく入っていない!

ここなんです!!!

あんな大舞台で! それも金メダルの二連覇というプレッシャーを背負って

それなのに、肩に力が入っていない。

ということは気持ちの軸も身体の軸も偏ることなく丹田に有り、
心もぶれることなく、「中庸」のまま滑っていたということですよね~。

よし!頑張るぞ!という戦闘状態の中では
身体は交換神経が優位に立ちますが、

なぜか今日の羽生選手は副交感神経も上手く使いながら
身体の余分な力を抜いて
軸がしかっり立った上での演技だったんだと思うんです。

今回、私は銀行で音の無い演技を観ました。
が、こんなに感動したことはありません。
一つ一つのジャンプや振り、ステップ・スピンを観る度
カラダがゾクッ・ゾクッとしたのです。

視覚だけのほうがかえって
「観る」ということが研ぎ澄まされるので
感動も大きかったのかな~そうも感じました。

技術がスゴイ! というより

ケガを克服し、「滑れる幸せ」を思う存分表現したので
観ている私達に大きな感動を与えることができたのだと私なりの推測です。

整体もスケートも人生もみな一緒かなと思います。

技術だけ上手くできても
目の前の大切な観客(スケート) 患者さん(整体)を
心から感動させる演技(伝達)ができなければファンは増えないということです。

スケートと無理にこじ付けてますか?(笑)

 「 あなたの演技が観たい 」
 「 あなたから施術を受けたい 」
同じですね。

そんな施術家になるためには趣味を磨くこと(好きなコトをすること)
芸術を楽しむ・自然を堪能する・お芝居を観る。絵画に触れる・カラオケに行く(苦笑)

きっと私たち整体師も整体師という芸術家であり演出家なんだと思います。

これからの時代、
「あなたから施術を受けたい」と言われる整体師になるには

「技術」より 「感性」なのかもしれませんね。
それが独自性です。あなたにしかないもの。あなたがいちばん好きなコト!

まだまだ日本選手の活躍から目を離せません。
女子のフィギュアスケートはどうなるでしょうか!!

こちらも楽しみですね。

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