連休中に、仏陀について書かれた本を読んでいました。
こんなことが書かれていました。
病気になることはつらいことだが、
「人生とはこういうものなんだ・・・」
と気がつくチャンスでもある。
病気や怪我があるとこれまでの人生を振り返ることができる。
自分の今までやってきた意味を深く考える。
いくら大成功しても病気によって壊れてしまう。
すべてが離れ、最後には自分のものにならない。
そのとき、悩んだり絶望したりしないで、考え方を変えることで、
これからの人生を心豊かにすごすことを考えることができる。
重症の患者さんの多くは、「痛くて痛くて死んでしまいたい!」このことが頭にありません。
整体師である、私たちも病気や怪我をすれば同じです。
ただし、私たちの仕事は、病気や痛みを知ることで職業として成り立ちます。
人の痛みを知る。
共感する。
このためには、わざわざ病気や怪我をする必要はありませんが、
もし、そうなったとき、何よりのチャンスと考えることができます。
また、ブッタはこんなことも言っています。
「自分を知り尽くす。」
他人を知るためには自分のことを知り尽くす必要があると。
一人の人間である自分をすべて知る努力をする。
自分を知ることで人間について何でも知る人になれる。
これらの考え方は、「自分の心と身体」の両方を知る…
そう考えると、整体師が病気や怪我をすることは「正常でない自分を知る」という意味で大切なことだと思います。
健康で心も安定しているときは、なかなかこうしたことは理解できません。
ですが、整体師が病気や怪我をしたとき患者さんの痛みやストレスを感じることで、
大きく成長できます。
自分の身体と心の状態を知る・・・
これは私達が指導している回復整体において最も大切なことです。
人の痛みを知ることで、相手の様々な痛みを自分自身に置き換えることができるからです。
また、過去の自分の病気や怪我を整体師を志してから思い返すことも有効です。
病気にならなくても、これまでの自分の身体や物の見方が客観視できるようになる。
そんな方法もあるんです。
ケガや病気になったり、過去の苦しい経験を思い起こすことで、自分の心身の健康やさまざまなことを見直します。
不調にならなくても、毎日このことはできますね。
また、私たちの目指す成功は物質的なものだけではありません。
人間的、社会的(経済的)成功を目指します。
最後はどれも、あの世には持っていけませんが、
人を健康にして喜ばすことを仕事にするならば人間はいつの時代も心理は同じだから、
決して燃え尽きることはないと思います。
【お知らせ】
CSR整体師育成コースはすでに締め切りましたが、現在入校を検討中の方に限りご相談の上入校を判断したいと思います。
以下、詳細ページです。
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