回復整体・経営・伝達(コミュニケーション)プログラム
前回の記事「整体院の経営は三方よしで」
目次
■地域で施術することでどんな社会貢献が出来るか?
■施術所が社会的意義のあることを実行しているか?
■地域で回復法ができなくなれば困る人がいるか?
■施術所の存在意義を常に考え、情報を収集し、地域社会とのかかわりを持つことで自らの緊張を維持する
■決して地域社会の一員であることを忘れない
(私欲の追求のみに走らない)
1.社会貢献し、社会に根付く
これから開業する人も開業している人も、イメージしてみてください。
痛みや不具合に困っている人々の痛みを取ったら、その人々は最終的には社会生活ができるようになります。
患者さんというのは、健康を害した最悪の状態です。
人間らしい生活を営む上で一番大切なのは、健康です。
私たちは施術をする側としても社会的成功、人間的成功の両方を目指さなければいけませんが、不調者が健康を取り戻すことによって、施術者が収入や人間的、社会的成功を手に入れるという考え方でなければいけません。
ですから自分の立場に驕ってしまうのではなく、自分も患者さんも同じように上を目指して、よりよい人間生活ができるように発展していかなければならないということです。
私は、それが社会貢献なのだと考えています。
地域で回復法がなくなって困る人がいるでしょうか。
自分がいなくなったらその地域に困る人がいるか、それだけ必要とされているかイメージしてください。
自分がいなくなったら困るというイメージができれば、社会に根付いているイメージができているということです。
施術所の存在意義を常に考え、地域社会に必要な人間だということを念頭に入れ、情報を収集し、地域社会との関わりを持つことで自らの緊張を維持します。
皆から頼りにされているという意識を持つことでモチベーションを持って、緊張しながら仕事をすることができます。
これがなければ、世間一般の療術家と同じようになってしまいます。
2.三方よしの考え方で社会貢献する
私利私欲の追求のみに走らないでください。
これはとても大事です。
自分だけ稼げればいいというのはその人のエゴですし、自分の地域だけ潤えばいいというのも一種のエゴです。
少しでも多くの人にこの手法をやってもらいたいと思わないでしょうか。
器の小さい人は、近隣に施術院ができると困ると考えます。
しかし、それ以上に努力すればいいだけのことですし、三方よしという考え方ができる人は、色々な痛みに困っている人に楽になってもらいたいから「一緒に頑張ろう。」と考えるでしょう。
また、近隣で同じ手法で開業していたら不安になる方も多いと思いますが、それは大きな間違いです。
沢山出来た方が独自化や差別化できますから、盛り上げ合うことが可能です。
同じように、三方よしの考え方ではボランティアをしたり、地域のゴミ拾いをしたりすることで顔が売れ、宣伝にもなるという考え方ができます。
こうしたことはすべて独自性の経営につながります。
整体院の独自性とは、院長先生の経験でいかされます。
「独自性と言われても自分には何のとりえもない。」と思う方も上記のようなことならできると思います。
地域に根差した活動をしている整体の先生だけでも素晴らしい独自性と考えることができます。
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