整体院を開業後、経費はどのくらい必要か考えておく

回復整体・経営・伝達(コミュニケーション)プログラム

前回の記事「整体院の具体的開業方法(開業スタイル)その3」

■主な経費
■経費は少ないほど良いが必要があればかけること


1.整体院で掛かる経費を把握する事が重要です。

整体院を運営していく中で掛かる経費にはどの様な項目があると思いますか?

まず、大まかに分けて、テナントを借りて営業をするのか、自宅での営業をするのかを考えてみましょう。

テナントを借りて営業をすると当然、地代家賃を支払わなくてはなりませんが、前に述べたように大きなメリットもあります。

まずは、この二つの考えからスタートしましょう。

そして、どちらも共通して掛かる費用にインターネット、看板、チラシなどの宣伝費用が大きく掛かる費用と考えられます。

 

しかし、工夫ひとつで、お金をかけなくても集客する方法はありますし、お金をかければ他の事に時間が使えるのでまた違った宣伝ができます。

ここで考えてもらいたい事は、効果的な集客へとつなげるためにどの様な投資があるのかということです。

一口に広告費用といってもピンからキリまであります。

次に通信費等(インターネット、電話)と光熱費ですが、こちらから電話をかけることはあまりなく、光熱費といっても電気代や蛍光灯代、冷暖房くらいでしょう。

その他に掃除用品や文具代などの雑費があります。

 

これほど初期投資も含め経費のかからない事業はなかなかないのではないでしょうか。

仕入は何かと考えるとすれば、唯一技術的なものにお金をかけることくらいです。

整体は、非常に経費のかからない業種と言えます。

ゆえに、かけるべきところにはしっかりかける必要があります。

技術というのは無形の情報で、それを相手に提供するのですから、そこに最大限経費をかける理由があるのです。

2.経費を使うことは必要(広告宣伝、業務用車両のリース、その他)

 

経費の使い方については、整体院の起業前から対策を考えておくべきではないでしょうか。

宣伝費もかけなければいけないし、車をリースしたり、物品をリースしたりするなど、仕事に必要なものは経費になります。

例えすぐには結果の出ないことでも、ホームページやチラシを作成するなど、種蒔きとしての対策を練るようにしてください。

また、仕事で使う自動車も経費で支払うことができます。

個人の車でも、理由があり仕事でつかうようならば燃料代も経費になります。

整体院で得たお金は全てが収入にはなりません。様々な必要経費を引いて税金の計算をして残りが経費となります。

もったいないから得たお金はなるべく使わないというのは少し問題があります。

無駄遣いはいけませんが、投資として考えれば使った方が良いものもあります。

ある意味、税金対策としても、得る収益以上に経費のことをしっかりと考えないと経営が難しくなることもあります。

 

 

次の記事「独自性を考えたポスティングをしよう」


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