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整体院(民間療法)は無資格でも開業できる?
日本回復整体総合学院では習得される方の必要に応じて、手技療法の技術を指導したり、独自性を追求した経営方法を学ぶことができます。
いずれも学んだあとに特別な公的な資格を習得できるわけではありません。
当学院を含め、民間療法を学べる私塾のようなものですからその団体が認めた資格を取得することになります。
民間療法の資格といえばそれらしいですが、ようするに国家資格ではありませんから療術系学校で技術習得しても「無資格」となります。
整体、カイロプラクティック、リフレクソロジー等、世間に存在する様々な療法は無資格で開業することができます。
また、こうした技術を教える学校は経験さえあれば「今日から学校を始める」といえば成り立つ業界です。
施術所もテナントを借りたり、特別な場所を用意しなくても開業できます。
整体の開業 はアパートの一室でも可能ですし、自宅をお持ちであれば空いている部屋でも全く問題ありません。
民間の療術関係の学校はある意味規制も何もない一事業者です。
私たちのスクール事業もそうですが、各学校が自由にルールを考えて学費や習得期間も数か月~数年とまちまちです。
全ての技術を数日間で学べるという学校もあるようです。
(各地での体験会の様子。様々な流派の療術家が集まります)
税務署に開業届を出せば「整体院」が完成します。
さて、体験講習会などで質問の時間を設けること「開業はどうしたらできますか?」
という質問を受けることがあります。(なぜかこの質問は毎回必ずあります!)
そんなとき「そうですね、今日にでも最寄りの税務署に開業届けを出せば直ぐに整体院ができます。」
冗談交じりにいうのですが、実際それだけで事業所としては全く問題ないのです。(開業のみでその後は?わかりませんが・・・笑)
高額の学費を支払い3年間必死で勉強し、国家資格を取得せずとも、税務署に開業届け出すれば資格云々を別にして事業としてなりたつわけです。
「整体の○○先生」と先生と呼ばれる身分になれます。
それだけ手軽に開業できるからこそ、様々な問題も出てきます。
- 同業者、ライバルが多い業界である。
- 乱立するので選ぶ側(患者さん)が迷ってしまう。
- どの整体院も同じような事をしていれば施術料が安いところに行く。
等・・挙げればきりがないくらい出てきます。
(自宅の一室で手作りベッドを設置すれば・・・整体院が完成します)
どのような学び方をするのが一番ベストなのか?
学んでもモノにならない技術では資金をドブに捨てるようなものですから、選ぶ側にとっては慎重です。
当然ですが選ばれる側も(当学院を含め)全ての民間の療術系の学校が事業として行っています。
なので利益を追求しなければ成り立ちません。どの学校も自分の学校が最も優れている!と宣伝するのは普通だと思います。
一つ言えることは、現状をしっかり説明しているところが良心的なところだと思います。
国家資格を取得できる専門学校でも、民間の整体学校でも、成功している方もいれば、そうでないかたもいる・・・
そのうえで、職業として自分の目的に合ったところを選ぶのが最善といえるでしょう。
当学院においても同様です。目的に合わなければ、私たちがどんなに理論や技術を説明し、独自性のある経営方法を指導しても成功できないと思います。
実際、目的に合わずあきらめてしまった方もいます。そんな先生方は常に新たな技術を求め、様々なセミナーに参加して技術を学び続けていますが・・・
バラ色の将来だけを夢見てこの業界に参加した方からすれば、「全然知らなかった・・・」ということも少なくありません。
だからこそ、民間療法の技術で整体院等を開業するのであれば、手技はもちろん開業後の施術院のあり方を学ぶ必要があります。
施術所のあり方とは、手技療法の腕前も当然ですが地域でどのように「経営者」として切り盛りしていくかということだと思います。
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