回復整体・経営・伝達(コミュニケーション)プログラム
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目次
■開業後の迷いをなくすために
■療術家を志したときから既に開業である
1.開業前の徹底調査
後になって「もっとよい方法があったのでは?」「自信がない。」「目標がいい加減だった。」「全てを完璧にしたい。」などの迷いがでないように事前に調査することが必要です。
しかしながら開業後に後悔しないようにするという以前に、私は開業前と開業後という区別自体がないと考えています。
先生方は「開業」というと実際に施術所がオープンして人が出入りし、お金をいただくようになることだと考えているようですが、私は「開業したい。」と思い、情報を集め始めた時点でそこがもう開業だと考えています。
どういう地域で、誰と、どんなスタイルでやりたいか、そういうことを考えること自体がもう開業しているということだと思います。
そのために地域の情報や、同業他社の動向、宣伝方法等、考え尽くされるまで情報を徹底的に調査しておくと後々生きてきます。
やるべきことはいっぱいあります。
2.やるべきことをやらずして、うまくいかないと悩むのは愚の骨頂
開業してうまくいっていない方に「じゃあ、あれやった?これは?これは?」と私たちがやるべきことと考えている点について伺うと、皆さんたいてい全部やってはいませんでした。
やるべきことは山ほどありますので、最初はとても遊んでいる暇、のんびりしている暇はありません。
やることがわからないと言う人は意外と多いですが、書きとめていないためです。
自分の迷いや、今の思いを紙に書くと、自然とやるべきことも見えてきます。
人間の思考というものはひとつのことを考えていると思うと、また次のことをころころと考えだしますから、メモをして視覚化しておかないとまた同じ考えがくるくると回って最後には忘れてしまうものです。
ですから全てメモして重要なことは必要に応じて壁に貼っておくなど、視覚化する習慣をつけないと「あれもやってない、これもやってない。」ということになりかねません。
目標もいい加減になってしまいます。
精神論ではなく、そういう行動を習慣にできるかどうかということだけです。
こうして種をまいていくのです。
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