整体とは‘‘カラダへの傾聴‘‘なのだと思いました。

私達夫婦が14年間、整体の現場を経験してきた中で「病気や痛みは寂しい気持ちの現れなのかもしれない。」          

そして
 
13年間の整体スクール事業をしてきた中でやっぱり確信して言えることは、

病気や痛みって

「 寂しいよ~~誰か私のほうを向いて~~」
「こんなに私がんばっているんだよ~~見てよ~~~!!」

この声が 病気や痛みになって現れる・・・

何処へ行っても良くならない方が私たちの整体院に来られました。

病院の薬では一向に良くならない。医師には「歳のせいです」「この病気と
一生付き合ってください」などと言われる。

体験した例をあげてみますね。

ある日のこと、50歳代半ばの茶農家の主婦の患者さんが両腕が挙がらなくなったと来院されました。
エプロンの紐を結ぶのも困難です・・・

朝4時半から家事・・お茶摘み仕事・夕方は孫の世話・嫁さんが帰ってくれば嫁に気を遣う。
食事にはうるさいご主人の世話??

そんな毎日・・・続くストレス・・・でも動くカラダ・・・・

■患者さん:「私の腕が挙がらないのを家族は誰も知らない。こんなに痛いのに。。。」

○私:「そうだね。両腕から血が流れているわけでもないしね・・・家族にはわからないかもね。それに普通に家事やお茶の仕事やお孫さんをおんぶできるもんね。でも痛いよね~腕、挙がんないよね~辛いよね~」

そういう会話をしながら施術していたら、ほんの数分後にあがらなかった腕が挙がりました。
私は何にも腕へ手法をかけていません。

こういうことなんだ!! 
私は整体とは‘‘カラダへの傾聴‘‘なのだと思いました。

言葉とぬくもりが一体となったとき、人は元気になれるのかな??
家族や職場の、いつも身近に居る人に認められたくてカラダはがんばっているのかもしれません。

「隣人を愛せよ」という言葉がありますが、まさにいつもいちばん近くに居る方に
手のぬくもりと優しいことばで労わってあげることができたら、もっともっと元気が連鎖していくんじゃないかな~~

関連記事

  1. 回復整体で重症な方を施術する際の注意事項

  2. 整体で女性が一日10人、20人も施術をするなんてことは現実的…

  3. 人生を変える整体ができたなら・・・

  4. どんな時も寄り添うのが整体院の役割

  5. 《検証1》整体師チームワーク成功の軌跡を検証する

  6. どうして私(学院長)が整体師となったのか?