以下の記事にあるように、私は個人的にイギリス人の考え方に共感できます。
日本人は何でもかんでも平均を良しとします。
和を重んじると言えば聞こえは良いのですが、老後の不安までみなと同じように感じる必要はないのでは?
と思います。
イギリス人は貯金がないのに、幸せな老後を過ごす。なぜ日本人は無理なの?
http://news.kodansha.co.jp/20170820_b01
(以下上記URLより引用)
──イギリスで、リタイアして庭仕事に明け暮れる同世代のイギリス人の元エンジニアに「老後が心配ではないですか」と尋ねてみました。300万円ほどの貯金しかない彼は、今が楽しいのだからこの先も問題ないと自身たっぷり。
「どうしてかって、それはイギリス人は今日を生き、日本人はリタイア後を思いあぐねるからだ」と。──日本人が「思いあぐねる」のは制度が機能せず、安心できないからです。その制度に振り回されて、自己防衛(?)しなければならない私たちにですが、この本で取り上げられたイギリス人のリタイア後の生活はいろいろなことを考えさせてくれます。
──自立して生きるイギリス人は人生は長く生きることより質──クオリティ・オブ・ライフだといいます。急場をしのぐための貯金と、暮らしのスケール。贅沢はできないけれど、幸せが感じられる毎日。それはどのようなものか。──
確かに大事なのはライフの中身です。では彼らの考えている「質」はどのようなものなのでしょうか。
まず大前提として心にとめなければならないのは「物事を悲観的に捉えず、いまあるものの中から常に最良の道を選択する合理的な考え」を持ち続けることです。
・どう生きたいのか、まずは自分1人で完結できる設計図を作る:これは自分で自分の人生を引き受けるということです。家族に依存する前に1人で生きることを考えることです。
・心に柔軟性を持つ:これは若さを保つことに繋がります。
・心配事は専門化の助けを借りる:思い煩うことをなくす。
・今日できることは明日にのばさない:行動力が生活に心地よい緊張感をもたらします。
・老後を助けあう友人を持つ:友人は家族であり、ヘルパーであり気兼ねなく話せるライフライン。
・生活保護も権利意識の強いイギリスでは大事な選択肢の1つ。
今、健康であれば「〇〇の病気や怪我をしたら不安だ・・・」という考え方は捨てるべきと思います。
日本の世には不安をあおる情報ばかり目につきます。
TVでもインターネットでも、何かにつけて不安をあおるような宣伝広告が氾濫しています。
老後は〇〇円だけ貯蓄がないと生活できない!
病気や怪我をしないために〇〇をしなければ!
健康のために〇〇を毎日食べましょう!
等々、財産や健康についての脅し?の宣伝ばかりが世の中に氾濫しているような気がします。
そんなことまで気にしながら生きていて楽しいですかって感じです。
こうした情報源の多くは企業などが何らかの利益を得るために流している情報です。
たれ流しされてた必要のない情報も多いのです。
話がそれましたがこの記事でイギリス人の生き方に共感したのは、
「自分がどう生きたいのか」という言葉です。
日本人はこうした考え方が凄く弱い民族だと思います。
何でもかんでも和を重んじて・・・
そんな感じですから個人の幸福感をあまり重要視していない気がします。
私たちが理想としているのは「整体院」が何らかの形で地域のインフラになり、
そこに集まった人々の関係性からお互いに「幸福を感じる」ことができる世の中です。
ただし、幸福とは人それぞれ。
また、追い求めるものでもないので「健康」という概念を通じて感じられればと思っています。