少しでも燃費のよい自分になるようにと考えています。

多くの不調者さんと対応していて、
なるほどなぁ・・・

と、なんとなくわかったことがあります。
そして、そのことを自分自身に当てはめてみて、

「あ、自分も同じだな。
といつも、いつも、反省していることがあります。

人間、身体に痛みがあり、思うように動かせなくなると、
感情もたいていの場合マイナスになっています。

しかし、痛みや身体の不具合が発生することは、
誰の責任でもなく、間違いなく本人の責任です。

それがたとえ、不意の事故や、
急に訪れる病気であっても同様です。

痛みや具合が悪くなっているのは本人であり、
意識的にそうなりたくなくても、身体が勝手に反応して、

そのような状態を作っているのは事実です。
では、交通事故で相手が一方的に追突してきたときも、

自分の責任なのか?
道路交通法で言えば、その相手に責任があります。

しかし、これは人間が決めたルールの下での責任です。
自分の体に対しての責任は、全て自分にあります。

交通事故のその場にいたのは自分自身の問題です。
悪気がなくても、その場にいたという事実は自分が選択したことです。

さて、そのよう自分自身の健康問題など、自分に責任があると考え
物事を見てみると、どれだけ心や体に無責任なことをしているか分かります。

世の中には様々な理不尽なことがあります。
自分がいくら変えようとしても変えようのないものが沢山あります。

ありすぎます。
毎日の気象状況から、身の回りの親しい方の死別、

そして自分自身の寿命など。
もっと身近では、電車の遅れや、交通渋滞など。

そのようなことに、何時もイライラしていると、
無駄なエネルギーを使っていることになります。

施術所を訪れる不調者さんの中で、
その症状についての一番の原因となるものが、

上記の「変えようのないものに対しての余分なエネルギーの消費」
にあるような気がします。

ようするに自分の感情のコントロールが上手くない方は、
病気や怪我をしやすいということになります。

人間は自分の思うとおりにならないことがあると、

イライラします。

思いどうりになればイライラしないわけですが、
上記のとおり、殆どのことが思うようになりません。

イライラして、常に交感神経が働いていれば、
ストレスになり、骨格は歪み、血管が圧迫され、

身体の不調につながります。
イライラしていると注意力が散漫になり怪我をしやすくなります。

更に実際に体調を崩しても、自分の身体が思うように改善しないと、
年がら年中イライラしている場合もあります。

どうしようもないこと、変えようのないことには、
目をつぶるのではなく、自分の土台になる考え方や、

物事を見る視点を変える意外にないのですね。
イライラしたところで、交通渋滞が緩和するわけではないですから・・・

(イライラするだけで、無駄なエネルギー、ようするに体力を使うわけです)
イライラしないために、自分の脳をよい意味でだましてしまうほうが得です。

自動車は燃費がよくなるように設計されています。
そのほうが金銭的にも、環境的にも得ですから。

人の身体も同じだと思います。
イライラのエネルギーの無駄遣いは、心身を蝕みます。

余分な活性酸素を増やして身体を錆びさせてしまいます。
そんなことから、

不調者の健康について指導する自分自身が、
不調者の手本にならなければと、常々思っていました。

しかし、これがなかなかできない。
今でもそうです。

毎回偉そうなことをいっていますが、
学院の代表という立場であっても、

変わらないことに対して、イライラしたり、
怒りを人にぶつけたりと、

反省、反省の日々です。
なんとまぁ、私自身エネルギーを効率的に使っていないか、

燃費が悪い自分を少しでも燃費のよい自分になるようにと考えています。
私も周囲の方や現場の不調者さんに成長させてもらっているというわけです。^^

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