回復整体・経営・伝達(コミュニケーション)プログラム
前回の記事「整体院における地域性調査の秘訣七カ条」
目次
■新聞折り込みのチラシを多数配っても反応が無い地域でもポスティングは別の効果がでる
■対象をしぼる
1.便箋と封筒を使うポスティング
新聞折り込みのチラシを多数配っても反応がない地域でも、ポスティングでは別の効果が得られる場合があります。
これはテクニックの一つですが、お年寄りや子供がいる家庭や性別などで対象を絞り、その対象にあった症状などを何種類か用意し、あらかじめ便箋に書いておきます。
筆や濃いインクなどで書いて印刷すると、手書きのようにつくることが出来ます。
受け取った人は、自分のために書いてくれたと感じ、絶対に見ます。
便箋3枚に渡って書いてくれたと思えば、多少胡散臭いと思っても見てしまいます。
新聞折り込みのように強制的に送られてきた場合、それを見るか見ないかは相手の判断ですが、それを手紙形式にして封筒に入れると一転して見るようになるのです。
ゼンリンの地図を買っておけば、苗字もわかりますから、何々様へと書くことができます。
このように対象を絞ってやることによって、チラシでは得られない、全く違う反応が得られるのです。
しっかりやれば、苦労して撒いただけの反応は出ます。
2.事業所と一般家庭
普通は一般家庭にポスティングをしますが、事業所を回るという裏技(実演販売?)もあります。
昼休みなど、その事業所が忙しくない時間を調べて回り、実演販売するのです。
全員にやるのではないので、対応してくれる人がいれば世間話から始めます。
何か買ったり、その企業や店の得意客になったり、そこで働いている方がどこに行っているのか調べてきっかけを作ったり、知り合いの知り合いからアポを取ってもらうなど、根回しや下地づくりも必要です。
突然行っても、押し売りのように思われるだけです。
一般家庭をまわるためにも、まず過去の不調者からの情報を利用し、反応のいい地域からスタートします。
開業をしていれば無料施術でスタートを切った時、どこの地域の人が多くきてくれたかを把握し、その地域の人を対象にまわってみるのが一番いい方法です。
その際、ただで受け取ってもらおうとするから無理があるのです。
手渡しでも封筒に入れれば、親切です。
物で釣ることはよくありませんが、あらゆる工夫をしてください。
逆の視点で、こういうことを教えてもらえますかという質問を書いてもいいでしょう。
3.対象に合わせた症状を載せたカードや症例を用意する
症状を載せたカードや症例を用意し、名刺サイズや、チラシのような大きなもの、小冊子などを作り、年齢別、性別など対象に合わせて話の内容からさりげなく出せるようにします。
先ほど述べたように、住宅地に応じてツールを変え、最低限でも数種類は用意しておいて対象に合わせて配りましょう。
これが秘訣です。
作ることは手間がかかりますが、一度作ってしまえば、後はコピーしてしまえばいいので楽になります。
例として、子供のいる家庭向けには子供の姿勢についてチェック表を作り「こういう風にすると良くなりますよ。それでも良くならないときはこうしてください。」とくらいで終わっておくなど、不信感を持たせない地域活性化のための方法や考え方があります。
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