整体師の先生方!当たり前ですが、資金計画、できてますよね? の続きです。
目次
地元の宣伝広告はじめの一歩、ここを逃したらオシマイ
いよいよはじめの一歩です。告知をしてみましょう。ホームページの作成や地元のタウン情報誌への掲載です。
この一歩が、これまでのステップ、とくに以下の記事で解説していることをふまえているのかどうかで、それこそ「雲泥の差」となってしまうのです。
上記の記事で解説していることを踏まえていないとどうなるのか。
たとえば、ホームページを開設し、さらに地元のタウン誌に広告を出すことにしました。
「先生の顔写真を出して、どういう施術(治療)を行っているのか、それからセールスポイントなども告知していただけます」と営業マン。
じゃあ、というわけで写真と原稿を用意してつくってもらいます。
「施術はソフトなタッチなので、老若男女、たとえ寝たきりの方でも行えます。カンタンな腰痛なら一発でスッキリです!」
そんなコピーとともに自分の写真が載りました。ところがそれが、
(こんな写真、よく使えるな~)
というようなイメージの悪いものでも、平気で載っけてしまう先生が少なくありません。
いくらウデに自信があったって、自分のからだを託す先生が、なんとも貧相な写真で写っていたり、そこで「痛くありません」と言っているわりにはコワ~イ顔で睨んでいたり、「一発でスッキリ」ってホントなの? って思うほどクラ~イ顔をしてたり……。
そういう広告を平気で打つ先生は、この業界は「金儲けが第一ではなく人助けなんだから、ワタシは技術で勝負だ」と思っているのかもしれません。
そこにいる「人」こそアピールする最大の商品です。
つまり、院長先生である自分こそ、唯一にして最大の商品である!
ということがわかってないのです。
むしろ「商売なんて興味ないです」というフリをしたほうが治療家としてウケがいい、と思っているのかもしれません。
それは幻想です。
イメージのギャップは、決して悪いことともかぎりません。
それを逆に良いほうに活かすことができれば、世間の評価はさらに上がります。
卒業生のチームのなかにはそこまで計算して、最終的に非常に付加価値の高いイメージづくりを実現している先生もたくさんいます。
しかし、それは高等戦術。まずは自分のことをわかって、どこを押せばカンタンに早くアピールできるのかを理解し、効率的に告知することです。
まわりの意見も参考にすべきでしょう。
自分の何が、人にアピールするのか。
それを考えることは大切です。
でももっと大切なのは、「どんな整体師になりたいのか」というイメージを具体的に持つことです。
自分は不調者さんにどう見られたいのか。そういう自分を演出していくという意識も治療院経営の一つです。
結果を出す技術は「回復整体」にありますから、自分に合ったイメージを統一していけば他業種よりは比較的カンタンだと思います。
悩める整体師のみなさんに贈る言葉!ズバリひとこと「慣れよ!」につづく
こんな「ちょっと変わった整体師」の育成もしています!↓