「整体院経営」チームで活性化しよう!の続きです。
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個々のなかで夢が限りなくひろがっている
■聞き手 それから、みんな、いつまでたっても夢を描いているよね(笑い)。
いつまでたってもというのはおかしいけど、それぞれが自分の治療所で職人として頑張りながら、集まったときには仕事の夢ばっかり話してるじゃないですか。
年商2000万もある人が、まだ子どもみたいな夢を語ってたり(笑)。
昔から、小さい夢をみんなで語り合っていて、それがスッスッと一つ一つ実現していってる。
そんなステップアップの梯子を、仲間たちと気軽にかけていけるというような凄さが、夢プロにはあると思うんだ。
■A先生 そうですね。最初は僕らも食えない治療家の集まりだったわけだけど、それで夢プロを作って「食える治療家になろうよ」というところからスタートして、今度は「これをもっと世の中に広げていこうよ」「食えずに苦しんでいる治療家の方を育てていこうよ」と、そんなことで今もどんどん下に増えてきてる状態ですからね。
■B先生 だからわれわれの集団というのは、変化がすごいと思う。
ここのバックアップのおかげという部分があるのはもちろんだけど、僕ら自身が非常に高い意識をもって前へ前へ進んできた結果がこうなってるのかなっていう気がするんですよね。
■聞き手 ここじゃなかったら、こんな集団はバックアップなんてしてもらえなかっただろうね。
「出る杭は打たれる」みたいなとこ、あるじゃないですか。
■A先生 十分にありますね。もっと言えば、普通の学校だと卒業したら終わりですからね。
ここのよさっていうのは、卒業してからもビジネスパートナーとしていろいろ一緒にみんなでやっていけるっていう部分。
それが、個々の成長を止めない理由だと思うんですね。
学校を卒業したら、そこからスタートなんだけど、残念ながら成長が止まってしまう先生が多い。
だから食えずに終っちゃうんですよね。
■B先生 僕は思うんだけど、自分の行動や考えとか思考というのは、どうしても止まってしまう瞬間というのがあるわけですよ。
それは充電しているのかもしれないけど、現実的には歩みを止めている。
マグロは泳いでいないと死んでしまうというけど、われわれの経営も行動をやめたら終わりじゃないですか。
でも、そんなとき夢プロの仲間と切磋琢磨してると、何か夢プロというのが生命維持装置のように働いて呼吸させてくれる感じがするんだよね。
自分を動かしてくれる。生かしてくれている。なにか自分の体の外に自分の脳ミソがあって、機能しているようなイメージですよね。
よき仲間=お互いが良き刺激を受ける存在として・・・
■A先生 やっぱり刺激を受けているんですよ。
夢プロの仲間と接して、その感受性が働くかどうかは、とても大きなことを左右しているような気がします。
■B先生 個々のキャラクター、基本的な考え方、治療所の環境、みんな違いますからね。
それがまた良い刺激になるんだと思います。
■A先生 一面では、みんなオールラウンドプレーヤーじゃなくて、どこかに得意分野を持っている集まりなんです。
でも、夢プロとして一緒に付き合っていろいろやってるうちに、それぞれがほかのメンバーの良い部分を吸収しながら、良い意味でのオールラウンダーにどんどん成長して行ってる。
ごく自然にね。気がついたら、自分はすごく高いレベルにいるんだな~と感じるような……。
■聞き手 みんながいい影響を与え合っている、たしかにね。
それは、たしかに仲はいいんだけど、決してもたれかかっている関係てはいない。
■B先生 面白い関係だよね(笑)。
■聞き手 仲間意識が強くなって、しかもグループが大きくなれば、自然に派閥ってものができてくるでしょう。
それがまったくない。なぜか排他的にならない。
それぞれが勉強しあいながら切磋琢磨する一つのグループとして動いて、利害関係なく協力しあっている。でも仲良くグループというわけではない。ああ、夢プロってのはいい文化をつくったなと思うね。
■A先生 個々にはスポーツ障害の道、介護の世界、あるいはひざの治療、腰の治療、いろいろとやりたいことがあるわけです。
組織が大きくなるほどみんなで同じ方向を向いて歩かなくてはいけないのですが、それぞれの道では協力できる人が集まってプロジェクトを組めばいいと思うんです。
その成功事例がほかのいろいろなプロジェクトをまた刺激する、そういう発展でいいと僕は思いますね。
<このコーナーの目次>
5.再現性のある技術を身に付ければ「自信」は後からついてくる
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