整体師は地域性の把握をすること その2(同業者の把握)

回復整体・経営・伝達(コミュニケーション)プログラム

前回の記事「整体院は地域性を把握すること その1「地域の不調者分布マップ」」

■マップに同業者の位置を目立つように視覚化
■同業者の経営方法を把握する
■同業者の施術を受けてみる


1.足を使い、対価を払って同業者を把握する

私も開業前に自分の地域の施術所や治療所を全てまわりました。

親戚にもお金を払って行ってもらい感想を聞いたり、どんな人が来ていたか、何人くらいいたか、どんな対応だったか、待っている人がどんな会話をしていたかなどをチェックしてもらったりしました。

1回や2回ではありません。

同じ所に何度か通ってもらい、調査し、全て書き留めておきました。

整形外科にも行ってみましょう。

 

患者さんから「Aの病院ではこう言われた。Bの病院ではこう言われた。Cという病院ではこう言われた。言われたことがすべて違う。」という話をよく聞きます。

入浴してもいいと言われたり、入浴してはいけないと言われたり、日常生活のことを聞いてもそれぞれの病院、鍼灸、カイロで言われることが全く違うそうです。

そういったことも全て書いておきましょう。

技術バカの先生は、その施術所がどんな技術を使うのかを見るでしょう。

私たちは開業して20年の施術所があれば、20年間の蓄積がその中にあると考えています。

掲示物にしても長年の経験が反映されているはずです。

 

そこの雰囲気は肌で感じないとわかりません。

もしかしたらその施術所は何千万円もかけたノウハウにより、構築されているのかもしれません。

それを目で見て体感して物にできるのです。

昔の整体仲間が「ちょっと見学に行っていいですか?」と軽々しく言ってくることもありますが、それはこちらが宣伝方法やチラシ、雰囲気作りなど大金を払って積み上げてきたものを全て盗もうとするようなものです。

 

お互いに見学しあうか、「その代わりに私はこういうものを提供できますよ。」ということであればいいでしょう。

自分が患者さんとしていく場合は、構いません。

対価を払って見に行くから、そこで得たものを大事にするのです。

同じ時計をしていたとしても300円で同じものが買えると聞いたら大事にしませんが、100万円すると聞いたらとても大事にするでしょう。

足を使ったり、お金を使ったりする努力に対して自分が価値を見出せるかどうかということです。

2.名称について

厚生省に治療院という名前を使ってもいいのか尋ねたことがありますが、明確な規定はないそうなので使ってもいいそうです。

ただこれは厳密に言うと治療ではないので、誤解されてクレームを受けないように私たちは治療という言葉は使わず、治療院とも言わないようにしています。

無用なトラブルや敵を作る必要はないので、施術という言葉を使うようにしています。

屋号については、なるべくわかりやすいものの方がいいでしょう。

 

例えば「日本整体科学医術研究所」などとつけても、お年寄りは言えません。

なるべく濁音をなくす事と女性受けしやすい柔らかい名前がいいと思います。

また方言を使った名前をつける方もいますが、その地域の人が親しみやすい反面、他の地域から来る人にとっては覚えにくく、限定的です。

読みにくい漢字や当て字を使うことも、認知度を低くする原因になりえます。

名前負けしないくらいのバイタリティーや表現力のある人はいいと思いますが、名前というものは非常に大事なものですから、いろいろな人の意見を聞くなどよく考えてつけてください。

自分の思いを名前で表現するのはいいですが、その思いが空回りしては困ります。

 

次の記事「整体院の同業者と競合せず独自性を前面に出す」


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