たくさんの独立開業目標の研修生育成してきたなかで、
整体院に必要なこと、それは【スピード】 と 【タイミング】ということに気づきました。
そうなんです。
物事なんでもそうなんですが、
たとえば、
「あの人に会いたい」
「あそこに行ってみたい」
その時にそう思ったならその時が自分がそれをする「タイミング」
そしてその想った事が出来るかどうかは「スピード」
よく親御さんが他界されたとき
「もっと親孝行しておくべきだった・・・・」
と口にされる方が多いですよね。
家族や人に対してそう後悔することと
自分の人生の幕を閉じるときに
「あのときあれをしておけばよかった」
「あのときあの人と会っておけばよかった」
「あのとき勇気をもって決断すればよかった」
そう後悔することは全く別だと思うのです。
たくさんの研修生を育成してきた中でのエピソードをと言われると、
同じ時期・同じ年齢・比較的同じ仕事環境・比較的同じ家族構成・・・・・
そんなお二人が同じ時期、入校について私に相談にみえました。
お一人は自分としても「今しかない」・・・・そして家族も賛成
お一人は自分は「今しかない」・・・・そして家族は反対(特に奥様)
お一人は直ぐにご入校。半年後独立開業し、今や地域でいちばん愛される整体院となっています。
お一人は未だに会社員として「いつリストラされるかわからない・・・」そんな不安の中、現状維持でお仕事をされています。
決断できなかった方はとかく家族の責任にされます。
そして数年たったあと奥様に
「あのときお前に反対されたからやれなかった」と言います。
子育てを理由に一歩を踏み出せなかった方は、子供が成長したあと
「お母さんはあなたの子育てが大変だったから、あのときあきらめた・・」
と言います。
すべて他責ですね。
また介護などで入校や開業を決断できなかったとき、
「あのときの親の介護さえなければ出来たはず・・・・・」
と出来なかった自分を正当化します。
でもね、世の中 ものすごいリスクを背負った中で
いろんなこと覚悟して始めている方もたくさんいます。
何年も前、「96歳の大学生」 という本を読みました。
痴呆の奥様の介護をしながら96歳で大学に合格した歌川豊国さんのお話です。
その時私はひどい育児ノイローゼと不眠症にかかっていたので
歌川さんの本で勇気づけられたことを覚えています。
そしてその精神的にしんどい時、私はまるで歌川さんの本に後押しされるように整体師としてデビューし、産業カウンセラーの資格とるために勉強を始めました。
そして私の「今」があります。
歌川さんは残念ながら97歳で亡くなられたそうです。
私は歌川さんはご自分の人生に後悔はなく目を閉じられたのだと思っています。
もし、あなたが今、会社員で。。。主婦で。。。。学生さんで。。。そして家庭にいろいろ問題あったり、介護していたり、シングルマザーだったり、親の看病していたり、子供が小さかったり。。。。。。。。。。。。。
でも、整体で開業を夢見ているあなたがいるならば。。。
「整体で開業は夢じゃない!」 ぜひ挑戦してください。
私は、人生は何もしなければ引き算になると思います。
そして挑戦すればそれは足し算以上の掛け算になると思います。
独立起業は 掛け算です。
自分のやる気とがんばりでいくらでも掛ける数字は大きくなります。
「整体で開業は夢じゃない!!」
著書の紹介をします。もし興味があれば手にとってみてくださいね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。