患者さんが興味を持っていることに耳を傾ける

私達夫婦が施術の際、心がけていたことがあります。

それは患者さんの対応、一人一人の患者さんとの特定の会話や挨拶です。

「おはようございます」、「こんにちは」、「こんばんは」

という、通常のの挨拶に加え、

施術の際に交わした何気ない会話の後に一言二言を付け加えてサラッとお話します。

もちろん、症状にについての会話は主たる事でそれ以外の何気ない雑談です。

その方の個人的な話題を必ず出すようにしました。

今、相手がもっとも意識に上っておりこの話がしたい・・・

そういう話題を考慮して会話しました。

例えば、患者さんの家族の話題だとすると、
お子さんが何かのスポーツをしており試合の結果を聞いてもらいたいと感じ取ればその話題をふります。

お孫さんが受験生であれば、合格して嬉しいとか。

働き盛りの男性であれば、仕事での話題や、

イベントに「先生にも是非来てほしい、みてほしい。」

と話題があればそのイベントに出かけたり、

紹介された食べ物を買ってみて、感想をつたえたり・・・

患者さんが興味を持っていることに耳を傾け、関係性を深めるようなことをしていました。

自然な会話を続けていると患者さんとの距離が一気に近づきます。

関係性が深まると健康になるための指導も守ってもらえことが多くなり、
結果的に回復が早くなるんです。

また、

数ヶ月ぶり、数年ぶりにおみえになった患者さんに対しては、
以前、お見えになった際の話題を出すと、かなり喜ばれました。

患者さんの些細な情報を記憶して会話をしたのです。

患者さん自身が忘れている話題でも、

こちらから話しかけると「えっ、なぜそんなこと知っているの?」
とビックリされることもありました。

昔来院した時の話題を覚えていてくれたというだけで、
患者さんは喜んでくれました。

もちろん、誰でもというわけにはいきませんが、
喜んでもらえる確率はかなり高いです。

普段の何気ない患者さんとのやり取りですが、
「相手の興味はなんであるか?」

そうしたことを意識するだけで関係性が深まり、
様々な物事がうまく回る可能性が高まります。

是非、意識して実践してみてください。

ただし、自分が患者さんとの会話を楽しめるということが前提。

会話(雑談)が苦痛に思えると続きませんので・・・

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