この先生嫌い!と言われないために

心で思うこと、考えることが相手に心理的作用を発生させている。

と、心臓神経学という分野で研究されています。

例えば、心から感謝したり、愛するという感情が発生すると、

心臓はスムーズに働き、良いパターンを示すそうです。

この状態にあるとき、心臓が電磁場をつくるそうです。

心臓は電磁場発生装置でもあるということです。

心臓の電界は脳の電気的な活動と比較すると、振幅が6倍も大きく、

心臓がつくりだす磁界と比べると5000倍も強く、

測定すると数メートル四方で検地されるのだそうです。

ということは、目の前の人間が発している、これらのある種の信号は、

目に見えなくとも、感じているということになります・・・

「パーソナルスペース」もそうですね。心理的な縄張り。
電車などで見知らぬ他人が近くにいると、何となく居心地が悪い気がします。

実は、相手と対面するとき、心理的な要因だけではなく、

物理的に心臓や脳は、ある種の信号を発したり、それを受けたりして、

無意識に知らせているようなのです。

これは、すごいことだと思います。

なんとなく、目の前の人間が近寄りがたかったり、

逆になんとなく、近寄りたいと思ったり・・・

実は、無意識は相手が考えていることが、

わかってしまっている。

例えば、目の前の不調者に「お金儲けだけ」とか、

「結果だけ出せばいい」などと、

相手を思う気持ちを忘れて、対応した場合。

すでに相手の無意識は、「この先生なんとなくいやだな」

と信号をキャッチしているのかもしれません。

これらは、心臓の磁界がその人間の感情の変化によって、

常に変調しており、相手に影響を与えているということなのだそうです。

これらは、研究の結果明らかになっている事実ということです。

二人の人が会話のできる距離にいるとき、

ひとりの心臓がつくりだす電磁信号は、

あいての脳のリズムに影響を与えられます。

患者さんと、先生方が会話するとき、

それぞれの脳波は互いの心臓の波動と調和している。

こころから、相手のことを感じて思って対応しなければ、

すでに相手の無意識はこちらの不誠実さを感じ取ってしまっています。

恐ろしいことですが、これは事実だと経験上わかります。

どんなに口先で、「先生の言うとおりにします。」

という患者さんがいても、

こちらが本心で相手のことを思い、指導しなければ、

その方はいうことを聞いてくれません。

予約にしても、キャンセルしたり、次回の予約は入れません。

私も不調者との対応で、このような経験が沢山ありました。

患者さんだけではなく、私たち周囲の人間全てが、

この道理のように動いています。

心から思うことが、相手の心身に影響を及ぼすのですね。

こういったことを理解し、日々の施術に当たると、

大きな気づき、発見があると思います。

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