整体師が集まったオフ会で腰を抜かしながら考えたこと

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人の役に立つこと=低賃金(無料)ではない。というこ。

医師だって、弁護士だって人助けをしても高収入の職業の方はたくさんあります。(場合にもよりますが・・・)

でも、なぜか整体師を志す皆さんは、真面目な方が多いのか根底にそんな考え方があります。

整体師の皆さんの根底を変えるそのことがいちばん大切でした。

このような「収入を得る事は悪い事では無い」この認識を持つこと。

整体師が開業して収入を得る、お金の話をしたり、集客の話をしても罪悪感を感じることはないし、経営者としての自覚を持つことは当たり前です。

 

以上のことを優先的課題として「収入の得られる整体師」を前面に出すことにしました。

次第に整体師の皆さんから、お話を伺っているうちに共通の考え方がわかってきました。

技術が不足している、人のためになる仕事だから収入は低くてもよい・・・

これらの考え方はある意味、「収入の少ないことの言い訳」となっている。
ということでした。

 

「本当はある程度の収入は欲しいのだけど・・・そのほうが楽でいいや!」

そんな潜在意識が働いていたのかもしれません。

 

言い訳をさせないためには、相手と対面してガチンコで指導するしかない。
入学した皆さんをとにかく成功させること。

そのためにとことん寄り添って、言い訳をしない体質改善に努めました。

 

参加者には「何が不足しているのか?」を考えました

不足している部分を洗い出し、徹底的に学んでもらいました。

学院を発足した当初、参加者のほぼ全員が言葉はよくないのですが「貧乏整体師」でした。

ですが、私たちの指導を全員が実践し成功したのです。
成功者が出ると、そのあとの参加者は先輩の後に続け!

と、当たり前のごとく成功していきました。

(整体業界で年収2000万!の成功法則を参照ください)

 

拠り所となる学院と、共通の目標を持つ仲間ができたからこそです。

整体でどうしたらお金儲けができるか?を教えたわけではありません。
地域にはなくてはならない整体の経営方法を「学院三法」としてこれを柱に指導しました。

 

学院三法とは整体院の「技術、経営、伝達」の方法のこと

当時の多くの整体院はこの3つのうちどれかが欠けていました。
多くの場合経営が成り立たない…経営が成り立つ技術もない…
そんな感じでした。

この3つのどれが不足していても整体の経営はままなりません。
まずは食べていけるようにすべてを指導してきました。

(整体スクールを始めた当初の様子。マンションの一部屋で行っていました)

収入を得られるということを前面に出したせいか、当時は多くの誤解も周囲に与えてしまったのも事実です。

私の著書を見てもらうとわかりますがタイトルも表紙も過激な内容です。
「整体院を開業すれば稼げる」 、 「整体は儲かる仕事だ」
そのような表面だけをとって邪道な方法を教えている等という批判もあったようです。

 

しかし、先ほども乗ればしたが地域になくてはならない整体になるためには「学院三法」は重要です 。その一つの経営(収入を得る)だけが前面に出てしまっても整体の成功はあり得ません。

時代が変わってもこのことは不動です。

 

情報化社会に合わせた整体院の経営が必要

ただし、伝え方は変わっていくのは自然の流れです。
今は「共感・つながり」の時代です。

ちょっとした誤解がSNSなどで拡散されると誤解が誤解を生んで取り返しのつかないことになったりします。

その逆にちょっとした情報が拡散されると瞬く間に繁盛してしまうということもあり得るのです。

今後のスクールもこの事実を意識しながら、情報化社会に適応した整体院のあり方、夫婦で培ってきた20数年の「整体人生」をそのことを意識してこのブログでお伝えできたらと思っています。

 

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