「ライ・トゥ・ミー 」
というアメリカのテレビドラマがあります。
シーズン3まで作成されました。
NETFLIXですべてのシーズンが視聴できます。
このドラマ、私たちの整体という職業に通じるものがあります。
ドラマそのもののストーリも面白いのですが、
整体という仕事を考えながら、このドラマを見ると凄く面白いです。
私は警察官として10年以上仕事をしていました。
警察官はある意味、どんな相手でも最初は疑うのが仕事です。
法を犯しているのではないか?
と思える人間に対し、職務質問をして、
相手が答える言葉と、
その時の顔の表情、目線、ボディランゲージ等、
捜査官の五感を最大限に活用して、
挙動不審とおもえる内容について、裏を取り、
真実を導き出します。
警察に限らず、公的な捜査機関、
例えば税務調査などで皆さんもおなじみ?の
税務官も税金の深刻を滞りなく行っているか?
という事実に対して質問し、不振な態度や言動から、
真実を追究していきます。
これらは全く警察官とおなじ捜査方法のひとつです。
さて、前置きが長くなりましたが、
このテレビドラマは、
犯罪を犯した人間が、捜査官から尋問を受ける際、
嘘を答えた際に、必ず心理的に顔や身体に特徴が出る。
その特徴を解析すると、相手の心理がわかり、
真実が暴かれるという内容です。
面白いです。
不安や恐怖を感じたときの表情やしぐさ。
信頼しているときの表情。
性的な興味を持つと、瞳孔が開く。
自分の言動に対して、自信がないとき、一歩下がる・・・
必ず相手の仕草には真実が隠されています。
これらは全て脳の伝達により、筋肉が反応すると言うことです。
ということは、私達の整体と同じ感覚なわけです。
骨格診断(骨格解析というべきでしょう)から、
相手の日常生活の解析を行います。
患者さんが、自分でも気がつかない無意識の動作が、
骨格を見るだけでわかるわけです。
たとえ、何か身体に悪いことをしていて、相手が嘘をついて隠していても、
必ず心的特長が出ます。
潜在意識に眠っている、相手の不安や恐怖等、
現在の心的ストレスさえも、現在の相手の骨格を解析するだけで、
真実がわかるのです。
言葉を変えれば、骨格の捜査官ですね。
このテレビドラマを見ると、
私たちの仕事の様々なヒントがあるのではと思いました。
興味のある方は是非視聴してください。
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