整体院の経営は理不尽が当たり前?

【理不尽】物事の筋道が通らないこと。道理にあわないこと。

また、そのさま。無理無体。

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整体院の経営は理不尽です。

整体院の経営・・・

というより、会社員をやめ起業するということ自体が理不尽が当たり前。

というべきでしょうか。

世の中の仕組み自体が理不尽です。

会社員の時は何の疑いも持たず、給料から徴収されていた税金も自分で整体院を経営するようになると理不尽に感じられます。

今までは所属する会社が税金やら社会保険やら計算してやってくれていました。

自分で計算するようになったとたん、世の中の仕組みが見えてきたりします。

すると、世の中の理不尽な仕組みがわかったりします。

「えっ、こんなに税金て徴収されていたのか!」

「これはおかしいんじゃないのか?」

こういう仕組みで税金を収めなさいよ・・・

このような経費の使い方はあなたの仕事では認めますよ・・・

と、今年も同じように考えていればいいと思っていると・・・

急に納め方や金額がかわっていたりして戸惑ったりします。

当たり前ですが、国は税金をどうやって徴収しようか?

と考えていますから、自分にとって理不尽と思える方法で徴収されることもあります。

税金は大切なものですが、

とらえ方ひとつで理不尽となるかもしれません。

さて、前置きが長くなりましたが、

整体院を経営していると患者さんとの関係も理不尽といえば理不尽です。

調子よく回復していたと思い、後数回でよくなるな・・・

と思っていれば、「調子よくなったので様子を見ます。」

とのキャンセルの電話。

患者さんとの意思疎通ができているとばかり思っていたら、

なんだか裏切られたような気持ちになったりします。

(そのような方は少しするとまたお見えになりますが。)

世の中思い通りにならない。

理不尽だらけです。

また、努力した人が報われるとは限りません。

多くの整体師さんはまじめで技術を磨くことが第一だと考えています。

お金と時間を使って、あちこちの技術セミナー等に参加しています。

技術の知識は誰にも負けない…
というくらい習得のための努力を惜しみません。

しかし、その努力は無駄にはならないにしても経営に直結することばかりではありません。

「こんなに努力しているのに、なぜ患者さんが来ないんだ?」

「きっと、まだまだ努力が足りないんだ・・・」

という結論になるようです。

で、更に技術習得の悪循環?にハマってしまいます。

理不尽ですね・・・

そのような理不尽が当たり前の世の中でどのように物事を考え、

どのように生きていくのか?

理不尽を乗り越えるような考え方があれば、

理不尽は理不尽でなくなります。

理不尽は当たり前であり、全国共通。

全世界共通である。

人間の感情自体、すごく理不尽です。

すぐに心変わりします。

理不尽な人間の心が世の中をつくっているのですから、

本来、理不尽という言葉自体が理不尽なのかもしれません。

だから、戦争や争いがあるのでしょう・・・

話が大きくなりましたが、

そう考えると、今周囲で起こっていることはとてもちっぽけに感じられます。

税法が変わって、たくさん税金を納めなければならなければ、

国にたくさん寄付をしていると思えば言いし、

予約のキャンセルがあれば、

「よくなっているからこういう電話をしてくれた。」

そう考えればいい。

整体の技術をどんなに習得しても経営が向上しないのなら、
そのことに気が付くために学んでいると思えばいい。

理不尽を当たり前にすることがその概念をなくすことなのかもしれません。

思うこと、考えることはできても、なかなか実践できないことが多いです。

まだまだ勉強です。

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