ある書籍に人間の免疫について面白い話が紹介されていました。
ある国の町でゴキブリが沢山いるので、
不衛生で病気になるということでゴキブリを必要以上に駆除したそうです。
すると以前より増して病気が増えてしまったそうです。
その原因を調べると、ゴキブリを駆除しすぎたために雑菌が少なくなり、
人々の免疫力が低下してしまったのだそうです。
この町にゴキブリを増やしたところ病気も少なくなったのだそうです。
人間はある程度雑菌に囲まれて生活することで、
それに耐えうる自然治癒力がついていたということでしょう。
きれい過ぎる生活は病気になりやすいのですね。
上記のことの比較としての説明では、
ドイツでは子供は泥んこになる権利がある・・・
と定められているとも書いてありました。
世界中で一番病気になりやすい民族は日本人だ。
というニュースも以前聞いたことがあります。
バリ島などに来る外国人で、日本人ばかりが赤痢などに感染し、
他の国の方は同じ生活をしても感染しないということです。
普段の生活があまりにも不衛生では困りますが、
潔癖症といわれるほどきれい好きになるのは考え物です。
ある程度雑菌にさらされて生活することは抵抗力をつけるために必要なのですね。
子供のときほど、これらの免疫をつけるために清潔すぎてはいけないということなのでしょう。
ドイツではそのことを実践的にやっているのではないかと思います。
これに比べ日本人は清潔すぎることが問題になります。
また、ある学者の説では、
腸内細菌が身体の疾患に深くかかわり、人間の病気の元である。
と言っています。
日本人の腸内細菌は昔と比べ、
肉食中心などの食生活により変化しているのでしょう。
それに付け加え、免疫力も低下している。
腸内細菌はストレスなどにより変化するのだそうです。
要するに悪い意味のストレスがあると、
善玉の腸内細菌が減少し、悪玉が増えるなどということです。
どんなに食事に気をつけても、マイナス思考でいては全く意味を成さないということです。
身体にはある程度の雑菌に耐えれる免疫力を付け、
心には挫折を乗り越えることで人生に対する免疫力が大切です。
免疫力や自分の体内の細菌についても少しだけ考えることが大切ではないかと思います。
なので、少しぐらい家にゴキブリがいても寛大な気持ちでいましょう。
ゴキブリを一匹見かけるとその家にはその何倍もいる・・・
そういわれていますが、
まぁ、上記のことからゴキブリも役立っていると思って、
おおめにましょう?(嫌いですが。笑)
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