河や海が数知れぬ渓流のそそぐところとなるのは身を低きに置くからである。
その故に河や海はもろもろの渓流に君臨することができる。
同様に賢者は、人の上に立たんと欲すれば、人の下に身を置き、
人の前に立たんと欲すれば人の後ろに身を置く。
かくして、賢者は人の上に立てども人はその重みを感じることなく、
人の前に立てども、人の心は傷つくことがない。
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上記は老子の言葉です。
生涯を通じて老子のような賢者にはなれないし、叩けばほこりがいっぱい出てくる?私にはまず無理です・・・
しかし、凡人でも近づこうと行動し努力することはできると思います。
その努力は賢者の1000分の1だけでもいいかな?と勝手に楽な方向に考えています。笑
挨拶をすることは、この言葉に近づくことだと思います。
私自身、まだまだ未熟です。嫌いな人や態度が悪い人には挨拶できないことがあったり、少し子供っぽいところがあります。
ほんの少しのことで腹を立てたり。
くだらないことで言い争ったり。
気にしなくていいことを気にして、心を痛めたり。
小心者だから、威張ることもあります。
(娘とプリンの取り合いで本気で喧嘩したことも何度となくあるくらい・・・)
老子のこの言葉、
「賢者は、人の上に立たんと欲すれば、人の下に身を置き、人の前に立たんと欲すれば、人の後ろに身を置く。」
スタッフを含め学院の卒業生の全員が上記の名言を目指すこと。
賢者の100分の1でも1000分の1でもいいので、目指していくことが大切ではないかと思います。
誰にあっても、最初に気持ちのよい挨拶をしたほうが、相手の後ろに立つことになるのではないでしょうか。?
へりくだり、自分のほうが正しく、正論だ!
と思っても常に相手が正しいとし、相手を立てることが相手の後ろに立つことなのだと思います。
決して威張らず。(私の課題です・・・)
自慢せず。
いつも笑顔で。
すねたり、ねたんだり、うらやんだり、やっかんだり。
不平不満を言わず、恐怖や不安を遠ざけ。
周囲の人間がいるから、自分がいるのだと自覚する。
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おはようございます。かしこまりました
恐れ入りますが
少々お待ちくださいませ
大変お待たせいたしました
申し訳ございません
ありがとうございました
お大事にどうぞ
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上記の言葉は、私が学院長(妻)から教えてもらった接客用挨拶です。
こうした挨拶をその場に応じて行うことは、
必ず自分が得をして、人の後ろにたつことになります。
言葉と態度がしっかりしていれば、
相手の上に立たずとも、結局のところ挨拶をした人間が優位になります。
会社でも個人でも、挨拶がしっかりできているところは、
成長し、実績を伸ばしていますから・・・
長年現場で施術をしてきて、本当に必要なことなんだなぁ・・・
としみじみ思う、今日この頃です。
当学院に参加されている全員が人の後前ではなく、積極的に人の後ろに立てる整体師をめざしていただければと思います。(笑)
こんな「ちょっと変わった整体師」の育成もしています!↓