目次
大腿部周辺の筋肉群へのアプローチ法
骨盤に関する技法(上方、下方(ASIS、PSISの関係)の改善方法)
腰背部の筋肉群に対するアプローチ法
股関節周辺の筋肉群に対するアプローチ法
その他
膝関節周辺筋・可動法の解説
- 特に重症の膝の関節に対し有効な技法。
- 膝の裏側、内側の緊張(シコリ)を正常にすることで膝関節の滑らかな動作が可能となる。
- 膝の内側、外側で同時に効果を出せる。
- 膝の外側では外側広筋、膝の内側では内側広筋、大腿の内側では大内転筋、薄筋、縫工筋(ほうこうきん)、長内転筋に対してのアプローチが可能。
- 膝裏に強い緊張(シコリ)がある場合や、膨れ上がっている状態の際に有効。
- これらの状態を解消することで膝の痛みや可動制限が解消する。
- 施術者の膝の上に乗せる方法では下肢の裏側の筋肉群に牽引をより強くかけた状態で行うことが可能。
- そのまま床で行う場合はそれほどの牽引が必要ない場合となる。
- 膝裏、両側面の三箇所を同時に行えることが最も重要。
- 注意点は、関節を伸ばしきらない、叩き落すことの無い様に軽く曲がった状態を常に保つことである。
- 膝は可動を自由分感じて、相手の可動域を考えて行う。
- 膝蓋骨下部は親指で行うことも可能。
膝関節周辺筋・可動法 その1
1.基本体体勢:施術者は図のように相手の対象とする側の下肢を施術者の膝の上に置き、両手を膝の内側、外側に包み込むように保持する。
2.施術者は図のように相手の対象とする側の筋肉群(主に外側広筋、内側広筋、大腿直筋等)を両手五指を挟み込み、膝関節の可動法を行う。(屈曲と伸展の可動を繰り返す。)
3.膝関節より、上部の筋肉群に対して行っても良い。
4.上記写真は、膝蓋骨周辺(内外)に対して行っているところ。
5.上記写真は、内外の筋肉群に対し、施術者の両手の位置を対外違いにして行っている場合。(対象の筋の収縮の関係において保持の方法は適宜行うこと。)
膝関節周辺可動法の動画
膝関節周辺筋・可動法その2の動画
1.基本体制:対象とする側の下肢の横に施術者が位置する。膝に角度をつけると痛む場合などに行う。方法はその1と同じ。
2.膝蓋骨周辺(内外)に対して行っているところ。膝蓋骨周辺を行う際は、両手の拇指は筋に対し外側に牽引をかける。
3.上記写真は、内外の筋肉群に対し、施術者の両手の位置を対外違いにして行っている場合。(対象の筋の収縮の関係において保持の方法は適宜行うこと。)
膝関節周辺筋・可動法 その2
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