整体院の具体的開業方法(開業スタイル)その2

回復整体・経営・伝達(コミュニケーション)プログラム

前回の記事「整体師は患者さんの声を聞き、自院の本質を知る」

■自宅での開業のメリット
■自宅での開業のデメリット


1.自宅での開業のメリット

自宅開業は、自宅のリビングや部屋を施術所にするやり方です。

ある講師は、8畳程の居間でやっていました。

テレビを隠す為に一体型のパネルを置くなど、生活感を出しすぎないように工夫したそうです。

ただ生活感も安心につながるコーディネートなら、プラスになりえます。

自宅での開業のメリットとしては、第一に費用が節約できることが挙げられます。

自宅でやろうと思えば、全くお金をかけなくてもある程度できてしまいます。

 

チラシをまかなくても、人脈作りに焦点をあて、口コミを作っていけばいくらでも人が集まります。

逆にお金をかけることでできることもありますが、それで成功するかはまた別の問題です。

第二に、自分のテリトリーなので規律やルールが守らせやすいことです。

自分の家ですから、「こうやって上がって、こうしてください。」とルールを明確化しやすいですし、相手もルールに従うと楽です。

他人の家では中々わがままは言えないものです。

 

そして第三に、公開施術が可能であり、コミュニティーができやすく、口コミが発生しやすいことです。

知り合い同志が集まると、「私ここに来て、痛くなくなっちゃったのよ。」など話題もでてきて、そこにぽんと症例報告をおいておくと、またそこで輪ができます。

第四に、家庭的な温かさを感じる施術所にできます。

怖い顔の男性が施術していても、子供の声が聞こえると、女性は安心し、優しい気持ちになります。

第五に開業スタートの際、地域性の把握が容易で、地域の人にアピールしやすいことです。

全く知らない所で一から始めるよりは、子供の頃から住んでいるような場所ならいろんなことが手にとるようにわかるはずです。

 

意識の転換だけで、地域性を把握しやすくなります。

開業していても流行っていないところには、意外と近所の人も行かないものです。

近所の人はすぐにくると安易に思いがちですが、2年様子を見ながらくる人が意外と多いのです。

「あそこの息子が整体始めたみたいだよ。」というと、親近感があればあるほど逆に行けず、評判が立って初めて「あそこの息子は腕がいいみたいだぞ。」と足が向くこともあります。

2.自宅での開業のデメリット

自宅での開業のデメリットとしては、公私混同しやすく、けじめがつきにくいことがあります。

まず、家族のストレスがたまります。

他人が出入りするということは、非常にストレスがたまるものです。

奥さんは子供を泣かせたり、騒がせたりしてはいけないと気を使いながら、料理もつくらなければいけません。

ストレスをためすぎると病気になったり、けんかが起きたり、そのことで自分の感情も不快になります。

 

それでは施術をするたびに相手に与える五感からの影響が、非常にマイナスになっていきますから、家族にストレスがたまらないように工夫をしていかなければなりません。

家族の理解が必要不可欠です。

自宅開業は経済的なメリットは大きいですが、精神的な部分で負担が大きいので、繁盛させて出るという気持ちが大切です。

しっかりとした施術所を構えていないという不安材料ともなりえます。

この点は演出の仕方次第です。

「テナントも選べるが、家庭的な雰囲気をつくり、自分の家のように気軽に来てほしくてあえて自宅でやっている」という演出をすれば、プラスに受け取られるでしょう。

 

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