回復整体における「骨盤調整法」コアテクニック技法理論解説

CTC技法は簡単に骨盤矯正ができる整体技術です。

コアテクニック(CTC)技法理論とは

 

回復整体におけるコアテクニック技法(以降、CTC技法)とは、人体の自然な生理現象を応用したこれまでにない画期的な技術である。

11の手法の組み合わせであるCTCは、全てにおいて人間が自然に行われている運動を元に開発されたプログラムである。

人間は日常の疲労や身体上の不具合を、殆どの場合特別な運動をせずに自然な状態で解消している。

  

例えば、一般的なストレッチや、○○運動法などという特別な運動法を知らなくても、全くの素人がこれらの難しい方法を毎日実践しているのである。

これは意識する、しないに関わらず、毎日生きている限り行われている生理現現象である。

心臓が毎日、規則正しく動作しているのは、これらのメカニズムが働いているからともいえる。

他の内臓も同様で、自分が意識せずとも無意識下で脳が勝手にコントロールして働いている。

自分の意識のもと、「心臓よ、停止せよ!」といっても心臓が勝手にとまったりはしない。

 

では、日常的に発生する、筋肉痛や多少の疲労、関節の痛みなど、医師などの専門家に相談するまでもない身体上の問題について考えてみたときはどうであろうか?

例として、何か普段やらないスポーツや仕事をした際、必ずといってよいほど、筋肉痛が発生する。

これらの慣れない運動をしたときは、筋肉痛だけではなく、関節の動きや意識しても感じられない骨格上の問題も発生している。

筋肉痛で病院にいく人間はよほど重症の場合以外は殆どいないであろう。

なぜかと考えると、多少の筋肉痛であれば、普通は翌日、またはひどくても数日程度で痛みは取れるからである。

 

筋肉痛が翌日解消していて、「よかった!筋肉痛が取れた!」と大騒ぎする人間はいないであろう。

しかし、よく考えると不思議ではないか?

筋肉痛に限らず、多少の捻挫や膝などの関節の痛み、寝違え、その他関節においての可動不良など、殆どの場合、何もせずとも、翌日には回復している。

実は回復整体はこのことに焦点を当てている整体療法なのである。

実際にこの理論において、通常の医療では回復が困難とされている様々な症状、骨格上の不具合が単純な方法で改善されている。

 

日常において、骨格上の問題が痛みや症状が長引くことによって、その症状や骨格上の問題(歪みや捻れ)が増幅され、一晩ねた程度では改善せず、ますますそれらの症状や痛みをかばうことで、自然な正しい骨格を維持することが困難になってくる。

それが、様々な慢性痛や症状を引き起こしていると考えたのである。

一晩寝ると、自然に昨日の痛みや症状が改善している。

または、改善する兆しが感じられる。

 

脳が無意識にコントロールしていることを意識的、人為的に行う療法

 

ということは、日常的に無意識下で行われている、人間の自然な動作があらゆる骨格上の問題を解決する方法ではないのだろうか?

そう考えたのである。

筋肉痛であれば、筋肉そのもののダメージも発生する。

 

筋肉とは収縮することで骨格をコントロールする臓器である。

収縮した筋肉それ自体は勝手に弛緩する機能を有していない。

緊張した筋肉が弛緩するためには拮抗する他の筋肉が収縮することでその部位の筋肉が伸ばされることによって弛緩するようにできている。

要するに、ある一定の動作をしても、歩く、背伸びをする、寝転ぶなどの動作や姿勢をすることによって、緊張した筋肉は伸ばされ、弛緩するようにできているのである。

違和感を感じる、骨格上の不具合は、動作の際にかんじられる場合もあれば、じっとして動かない状態で感じられる場合もある。

 

例えば、静止して動かない状態であれば関節の痛みは感じられないが、歩き出したとたんに、膝や肩の間接が痛くなる。

そのようなことがあると思う。

これなどは、脳がもともと正常な骨格の位置を記憶しているのだが、その正常な状態が何らかの運動により必要以上に筋肉の緊張が発生して骨格の歪み、乱れを発生させていると考えられる。

骨格はもともと、正常な位置に収まるように脳からの指令を無意識に受けている。

例えば、人間の関節は本人が力を抜いても何故納まるべき部位に収まっているのか?

 

単純なことだが、あまり考えたことがないのではと思う。

たぶん、当たり前だが、次のような意見が大半だろう。

“骨格は骨格筋によって維持されているから力を抜いても関節が外れないのは当たり前だろう”

その通りである。

しかし、多くの方は、死亡して間もない人間の遺体を見たことがあるだろうか?

 

病院で殆どの方がなくなる現在、そのような機会に出会うことはまれだろう。

死亡して間もない人間の身体は、まさしく、“操り人形の糸が切れた状態”を思い浮かべてもらえば想像がつくだろう。

それまで骨格筋で維持されていた関節全てが“ダラン”と伸びきっている。

骨格が本来あるべき部位にしっかりと収まっていないのである。

もちろん、死後何時間もたてば、硬直が始まるのでそれは死亡間もない時間に限られる。

 

この事実を踏まえると、骨格とは、自らの意思で力を抜いても、関節が収まる部位に収まっている状態とは、脳が無意識にコントロールして微妙な緊張を保っているからこそ、関節が外れずにいるのである。

人間が死亡すると、脳の指令が遮断されるので、一瞬にしてこれらのコントロールが聞かなくなる。

縮んでいる筋肉や腱などは、もちろん物理的に伸びないだろうが、筋肉の緊張自体は脳がコントロールすることができなくなると一瞬のうちに弛緩してしまうのである。

 

脳が記憶した間違った動作パターンを書き換える整体

 

日常的な骨格上の不具合は、全てこの原理で発生していると考えるのが回復整体の理論である。

人間は生きているからこそ、脳があらゆる動作を記憶し、良くも悪くもその動作が繰り返されることにより、骨格が維持されることになる。

痛みが続けば、その痛みをかばう姿勢を日常的に維持するようになる。

すると、脳はその関節の位置を記憶する。

更に、その動作が繰り返されることで、その運動パターンを無意識にできるように組み立てる。

 

自動車の運転をする際に、初心者のときは、操作を考えながらしているが、慣れてくると助手席の人間と話したり、音楽を聴いたり他のことをしながら操作できるようになるのど同じである。

このシステム自体が、慢性的な痛みや、関節の不具合を起こしていると考えている。

具体的には、膝が痛い人間がいるとする。

歩くとき、体重を膝にかけると痛いとする。

そのような時、痛む側の足をなるべく地面につける間を短くしようと無意識に動作することが続く。

 

わざわざいたい思いをして足を運ぶ人間はいない。

どうしたら痛くないか?歩く際の足の運び方、着地するときの足の裏側の着地地点、歩幅や様々なことを一瞬のうちに判断して行っている。

痛みを慢性的に持っている不調者は、絶えずこのことを考えている。

どうしたら痛みを軽減して動けるか、一日中考えている不調者も多い。

ということは、先の自動車の運転と同様に、痛みのない動きのパターンを何ヶ月も何年も繰り返し行うことになる。

 

すると、意識をせずに、これらの動作のパターンで無意識に行動できるようになる。

この場合、膝をかばうことで、骨格上は不自然な歪みを生じることになる。

膝の痛みをかばうことで、その痛みそのものは軽減できても、他の正常な部位にかかる負担は相当なものである。

歩行の際の手の振り方、足の運び、これらが異常な動きになることで、様々な関節が不自然な動きを強いられることになる。

この不自然な動作が長期間続くことで、肩や腰、股関節、頚椎と様々な部位の骨格上の歪や乱れが発生する。

 

このことが、様々な健康上の問題を引き起こしている一つの理由と考える。

このような状態になってしまうと、もはや、一晩睡眠をとって、自由に寝返りをしてもとの骨格を維持しようとしても、それだけでは修正ができなくなってしまう。

一晩の修正では足りないのである。

この事実を知ることで、回復整体は人為的に無意識かの身体の動きを調整することで、骨格の位置修正を可能としたのである。

その代表的な方法が、CTC技法である。

 

睡眠中に無意識に行われる身体の修正方法を応用した療法

 

特に、身体の緊張が殆どない、無意識下で行われるこれらの活動は睡眠中の姿勢、動作にあると考えている。

小さなお子さんがいるご家庭では良くあることだが、子供と一緒に寝ていると、あまりの寝相の悪さにいたい思いをしたことがある方も多いのではないだろうか。

布団の中をゴロゴロと、あっち、こっちと、動き回る。

布団を蹴散らし、夜中に何度も外れた布団をかけなおすなどということも毎日ではないだろうか。

 

ひどいときには、寝ている親と反対方向に向いて寝ているときもある。

そのような時、寝返りを打ったお子さんに夜中にまともに足蹴りをされ悲鳴を上げたお母さん方もいるのではと推測する。

なぜ、子供はこのように寝相が悪いのか?

それは、昼間の身体の使い方が大人以上に無駄な動きと体力を消耗する疲労を伴っているからである。

大人は無駄な動きをしない。

 

例えば、体を動かす際、最小限の動きで済ませることを考える。

歩いたり、立ったり、座ったり、何か行動をするにも大人は無駄がない。

必要最小限の動きで、体力の消耗をなくすように習慣化された動きをする。

しかし、子供は大人になるために、あらゆる動作に無駄を作る。

 

要するに、無駄な動きをしないために、子供の頃は無駄な動作とは何であるか経験をつんでいるのである。

例えば、子供が広い部屋に入ると、飛び回ったり、寝転んだり、ふざけあったり、大人には到底まねることができない進退の遣い方を平気で行っている。

このとき、転んだり、疲れたり、飛び回って体力をどの程度消耗するのか、経験をつんで大人になった際の無駄な動作をしないことの経験をつんでいるとも考えられる。

話が飛んだが、上記のように子供は無駄な動きが多い。

 

無駄な動きが多いということは、それだけ日中、骨格が乱れ、歪みやねじれ、筋肉の緊張なども大人以上に発生していると推測される。

これらの修正をするために、子供は就寝中の無意識の運動が大人以上に多いのである。

すなわち、寝相が悪いということは、寝相が良いということでもある。

もし、子供の就寝中の無意識下の動作を制限するとどうなるか?

この症状がそくわん症やオスグット病、関節の問題を引き起こしていると考えている。

 

睡眠中のこの、一見して無駄に感じられる無意識下の身体の動きは実は健康を維持し、または健康に異状がある状態を改善する最も重要な問題であると認識している。

CTC技法では、この無意識下での、人間の生理現象に焦点を当ててプログラムされた、人体にとって、安全で安心、そして無駄がなく、施術者に体力的な問題を強いることもない、

画期的な方法である。

 

回復の理屈はは単純明快である

 

要するに、人間が睡眠中に心臓や胃、腸などの臓器が無意識に働いていると同様に、骨格自体も無意識下で脳が自動的にもともとある、正しい骨格に位置修正する働きを解明した方法なのである。

なので、睡眠中に行われる、無意識に行われる、ストレッチ法といっても良いだろう。

 

全てのCTC技法が、睡眠中、または意識下にあるときの無意識の動作を施術者が指導または、補助動作をすることによって人為的に不具合のある関節や筋肉の緊張、疲労という状態を改善することが可能である。

CTC技法の手法の一つから説明してみようと思う。

CTC技法のひとつに、開脚運動法という技法がある。

この技法は、骨盤、股関節、膝、腰、頚椎、体幹のねじれ、その他様々な症状が改善できる画期的な技法である。

 

この技法の組み合わせが何故開発されたか?

 

先に説明したように、人間が睡眠をとっている際に、無意識にこの姿勢(開脚姿勢)を取るであろう。(写真参照)

たとえ、睡眠中、仰向けしかしないという人間がいたとしても、足を曲げたり、うつ伏せになったりと無意識にしているはずである。

その状態が必要であれば、身体は必ずその動き、姿勢をするようにできているのである。

例えば、何かの事情で、自動車の中で一晩睡眠をとることになったという経験はないだろうか?

 

何時間も自動車の座席で窮屈な思いをした翌日の朝は、身体中のあちこちが痛くなったのではないか。

そのような時は、車内での睡眠中、無意識下で自由な動作ができないことで、日中の骨格上の問題や疲労が解消できなかったということである。

無意識下で身体の自由が制限されると、日中の様々な人間の生活から生じた筋肉の緊張から生じた、骨格上の可動制限や疲労などが解消できなくなる。

解消できなくなるとは、前述したように、睡眠中無意識に行われる、骨格の自動修正機能が働かない、この場合、自動車の車内という身体の自由を奪われた環境で制限されたということである。

 

話がそれたが、CTC技法の開脚運動回復整体とは、特に睡眠中のうつ伏せ時の姿勢を元に、このとき無意識下で脳がどのような理由からこの格好をしているのかという問題を突き詰めて考えた結果の技法なのである。

開脚運動回復整体そのものを体験していただければ理解できると思うが、睡眠時に行われるゆったりとした動作を人為的に行い、施術者が可動制限されている骨格や、筋肉の調整をしているのである。

 

ようするに、一晩睡眠をとることにより、何時間も時間をかけて無意識に行っている骨格上の不具合を、この姿勢で技法を行うことにより、人為的、加速度的に睡眠中の身体の動きを再現することが可能である。

いわば、一晩ぐっすりと睡眠を十分にとったときと同様の効果を与えることが可能としたのである。

専門的な理論を説明すると、とても数日では指導できる内容ではないので、CTC技法では最低限の理論を理解していれば問題ない。

そのため、誰でも数日間で簡単に習得可能な技法となっている。

*動画で解説

CTC技術解説「1.伏臥位コアテクニック回復法手順解説(うつぶせ)」につづく。


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